私の中で「コンディショニングとは?」の答えは、単に体力を上げることではなく、試合(または練習)の“要求”に合わせて、当日ベストに近い動きを出せる状態を作ることです。つまり、トレーニング・栄養・休養・ケア・メンタルまで含めた「整える作業」そのものだと思っています。 特に試合終盤にバテる/動けない時は、「心肺が弱い」だけで片付かないことが多いです。筋肉のダメージが溜まっている、神経系が疲れて反応が落ちている、暑さや睡眠不足で回復が追いついていない…など、原因が複合します。なのでコンディショニングでは、①現状把握→②優先順位付け→③やり方を調整、が大事です。 実践で使いやすいのが、20〜30秒の全力スプリントを入れたインターバル(HIITの大きい枠組み)です。短時間で「終盤にもう一回上げる」感覚を作りやすい一方、全力スプリントは肉離れなどのケガリスクや筋肉・神経系への負担も大きいです。私は、いきなり3〜6回を目標にせず、まずは1回から始めて、翌日の張りや痛み、走りのフォームの崩れをチェックして増やします。 休憩の取り方もコンディショニングの一部です。目安としては“しっかり回復してから次”を優先し、呼吸が整ってフォームが戻るまで休むイメージにしています。試合が続くシーズン中に高頻度で入れる場合は、回数を少なめにして「やり切れる強度で終える」ほうが、結果的に終盤の動きにつながりました。 最後に、コンディショニングで一番効いたのは「日々の指標」を持つことです。睡眠時間、起床時の疲労感、脚の張り、練習中のキレ(主観でOK)をメモして、HIIT/長距離走の比率やスプリント回数を調整します。競技特性・疲労度・個人の体力に大きく依存するので、可能ならトレーナーや指導者にフォームと負荷設定を見てもらうのが安全です。
2025/12/11 に編集しました
