気持ち悪すぎる映画

2025/12/3 に編集しました

... もっと見る検索で「ミッドサマー 性の儀式」「スマイル ホラー映画」「冷たい熱帯魚」みたいな“後味の悪さ”“不快感”が残る作品を探している人に、今回の『SNS/少女たちの10日間』はかなり刺さるタイプだと思います。これはいわゆるホラー映画のジャンプスケアじゃなくて、「現実で起きうる怖さ」をそのまま見せてくるドキュメンタリー寄りの作品。だからこそ、観ていて気持ち悪いし、胸くそ悪いのに、目をそらしにくいんですよね。 内容は“社会実験をもとにしたドキュメンタリー”で、スタジオ内に中学生の部屋を再現して、18歳以上の女性が少女のふりをしてSNSに投稿。すると10日間で1400人規模のメッセージが届く、という流れ。最初は軽い会話なのに、徐々に「おかしな方向」に変わっていく過程がリアルで、こちらの精神を削ってきます。ここが『スマイル』みたいな超常系の恐怖とは真逆で、いちばん嫌な“人間の本性”が映るタイプの怖さでした。 同じく「観たあと疲れる」系で例えるなら、直接的なグロよりも心理的に追い詰める『ドアロック』的な不安感が近いかも。ただ本作は“作り話”として逃げられないぶん、嫌悪感が強く残ります。『女神の継承』や『ミッドサマー』のような儀式・宗教的な異様さとは方向性が違って、もっと生活圏に近い恐怖。だから「ネットのない時代に生まれたかった」という感想が出るのもわかりました。 観る前の注意点としては、まず体調がいい日に。特に女性はしんどく感じやすいと思います。鑑賞後は気分転換できる予定(明るい映画や好きな音楽)をセットにしておくと回復が早いです。 あと、作品を観た流れで自衛意識も上がりました。SNSは、知らない人からのDMを制限する/公開範囲を見直す/個人情報が推測される投稿を避ける、みたいな基本を改めてチェック。映画としては不快でも、「現代社会の闇」をそのまま映し出す問題作として、一度は向き合う価値があると思います。

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