清冷で知性のあるローズの香り
「“Rosa”と呼ばれたその瞬間、
私はウイスキーのグラスの底で花びらをすり潰していた。」
──この香水から、そんな情景を思い浮かべました。
とても個性のある一本。
全体のトーンは、凛としていて知的、
そこに爽やかなウッディノートと、
控えめで上品なローズが溶け合います。
鼻に入った瞬間、刺激はほとんどなく、
むしろこの香りの“静かな心地よさ”に
自然と惹き寄せられていく感じ。
香りのレイヤーもとても豊かで、
最初はシトロンの透明感が主役。
時間が経つにつれて、やわらかなローズが少しずつ顔を出し、
ラストにはアガーウッドとサンダルウッドが
全体を落ち着かせてくれます。
シトラスの鋭さも、ここでやさしく丸く整えられる印象。
スパイシーすぎるウッドでもなく、
甘すぎるフローラルでもない。
少し大人になった、
感性に余裕のある女性にこそ似合う香り。
🌿
トップ:クローブ、シトロン
ミドル:ローズ、バイオレット
ラスト:アガーウッド、トルコ風キャンディ、サンダルウッド








