2025/12/29 に編集しました

... もっと見る「circus life」って、キラキラした舞台の時間だけじゃなくて、準備〜本番〜片付けまで全部ひっくるめた“生活”なんだなと、ドイツに来てから実感しています。今回みたいに記念イベント(今回はサーカス25周年)で市庁舎のような特別な会場に行く日は、いつもより朝から頭も体もフル回転でした。 私たちロープアーティストは、会場入りしたらまず床の状態チェックからスタート。カーペットの有無、滑りやすさ、段差、照明の当たり方…全部が動きに影響します。リハで「いけそう!」と思っても、本番直前に導線や演出が変更になることもあって、そこから“調整っ!”が始まります。短時間で安全を確保しつつ、見せ場は削らない。その判断が難しいけど、チームで声をかけ合うと一気に精度が上がるのがサーカスの好きなところです。 会場が盛り上がってくれて手拍子が増えると、こちらの集中もいい方向に引っ張られます。ただ、テンションが上がるほど油断も出やすいので、あえて呼吸を深くして動きを小さく確認しながら入るようにしています。今回の「カーペットで滑る」みたいなハプニングはまさにそれで、焦るより先に“止まる・持ち直す・合図を出す”を徹底。結果的にナイスチームワークで復活できて、終わった後はホッとしました。 ドイツ生活のサーカス現場は、移動・仕込み・本番・片付けの繰り返しで体力勝負。私がやってよかったのは、①滑り止めやテーピングなど小物をポーチに常備、②朝イチ出演の日は軽く食べて水分多め、③本番前は新しい技を増やさず“成功率の高い動き”を優先、の3つです。 最後に、イベント後のサインや写真タイムも「circus life」の大事な時間。お客さんの反応を直接もらえると、次の街・次の公演へのモチベが一気に上がります。これからも色んな裏側を見せていくので、気になることがあればコメントで聞いてください。