葬儀の時に思うこと
3/30 に編集しました
葬儀に関わるたびに私が強く意識するのは、「誠実さ」が持つ力です。お坊さんとして多くの葬儀に参列する中で、例えば財産の多さや知識の豊富さよりも、どれだけ故人や遺族に誠心誠意向き合えるかが、一番大切だと実感しています。 人は誰しも煩悩を抱えていて、自分勝手な考えに流されることもあります。しかし、その中でも誠実な心で向き合うことで、お互いに深い信頼や安心感 を築くことができるのです。これは私自身の経験からも明らかです。 沖縄の言葉「マクトゥソーケー(真心を込める)」の精神や、「ナンクルナイサ(なんとかなるさ)」という前向きな考えは、葬儀の場面にも通じるものがあります。真心を持って行動し、お互いに支え合うことで困難も乗り越えられるという教えがここにはあります。 私もまだ未熟な点は多いですが、誠実であることを忘れず、日々の仕事に取り組んでいます。葬儀は単なる儀式ではなく、故人の人生を振り返り、遺族や参列者が心を一つにする場でもあります。その瞬間に自分も真摯に向き合うことができているかどうか、常に自問する時間です。 皆さんももし葬儀に参加される機会があれば、表面的な言葉や形式だけでなく、そこに込められた誠実な気持ちや真心に目を向けてみてください。きっと故人や遺族、そして自分自身の心に深く寄り添うことができるはずです。 このような思いを胸に、球陽寺のSNSでは今後とも様々な日常や心のあり方について発信していきます。ぜひご覧いただき、共に考えていければ幸いです。
