いろいろなコメントをいただきます。
でももちろん私の意に反したコメントもいただきますが、それも意見だと思い受け止めます。
みんなが右を向いているわけではないし、
みんなが左を向いているわけだはないし、
右を向いていると、左を向いている人がいるのは当たり前なんです
それが次の動画を作るときの良い意見になることもあるので、すべてのコメントを大切にしています。
「意に反したコメントも意見として受け止める」って、言うのは簡単だけど実際は結構むずかしいです。私も最初は、強い言葉を見るだけで心がザワついて、返信するかどうか何度も迷いました。でも今は、コメント欄って“世の中の縮図”みたいなものだなと思っています。右を向く人もいれば左を向く人もいる。だからこそ、全員に好かれる必要はないし、全員を説得する必要もないんですよね。 アンチっぽいコメントに返信するときは、まず「相手を言い負かす」目的にしないようにしています。ポイントは、①事実と感情を分ける、②言葉を短くする、③読んでいる他の人にも伝わるように書く、の3つです。例えば白杖のことを「それで歩けるの?」みたいに言われることがありますが、白杖は“全部を解決する魔法の道具”ではなくて、私にとっては安全に歩くための大事なサインでもあります。だから「白杖があるから完璧に歩ける」ではなく、「白杖があるから周囲に気づいてもらいやすい」も含めて伝えるようにしています。 盲導犬についてのコメントも本当にいろいろ来ます。「かわいそう」「犬には犬の人生がある」って意見も見かけます。でも、これも“知らないから不安”なだけの場合が多いです。私の周りでも、盲導犬と24時間365日一緒に過ごすことを「幸せそう」と感じる人もいますし、逆に犬が苦手な人が飲食店で距離を取りたくなる気持ちもわかります。だから私は、「犬が苦手=失礼」ではない、という前提で話すようにしています。離れられるなら離れる、入店を控えるのも選択肢。お互いが無理しない形がいちばんだと思っています。 それでも、人格を否定する言葉(見た目いじり、年齢いじり、決めつけ)を投げられるとしんどいです。そういうときは“返信しない”のも立派な対応です。全部のコメントを大切にするって、「全部に返す」ではなくて、「必要なものだけ拾って、次に活かす」ことだと思います。 ちなみに「全盲じゅんじゅんってなぜ全盲なの?」みたいな質問もありますが、病名や経緯って人によってはとてもプライベートです。話せる範囲は人それぞれで、無理に開示しなくてもいい。私は、伝えることで誰かの不安が減るなら話すし、守りたい部分は守ります。 これからも、賛成も反対も“次の動画のヒント”として受け取りつつ、必要以上に自分を削らない距離感で続けていきます。コメントをくれる人も、たまたま目にした人も、少しでも「視覚障害について」知るきっかけになったらうれしいです。



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