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Oil painting ""

2025/10/7 Edited to

... Read more今回の鵺は、とにかく「蛇の目と牙」を主役にしたくて、そこから逆算して全体を組み立てました。目は“光って見える”ことが大事なので、黒で締めるだけじゃなくて、ハイライトの形と位置を最後まで何度も描き直しています。私の場合は、白をベタっと置くより、黄〜薄い緑を少し混ぜた明るい色を点で入れて、その周りを暗めの赤や茶で囲うと発光っぽく見えました。写真で見るより、実物の方がギラっとして見える瞬間があります。 牙は、ただ白くすると軽く見えるので、根元に影色(焦げ茶やグレー)を薄く入れて“厚み”を作りました。牙の先端だけを一番明るくすると、視線が自然にそこへ吸い寄せられます。怖さを出したい時ほど、牙の輪郭を硬くしすぎず、少しだけ背景色をにじませて「生っぽさ」を残すのが自分の好みでした。 背景を鮮やかなオレンジにしたのも、蛇の目と牙を浮かせるためです。補色っぽい関係で、暗い部分が締まって見えるし、赤い顔や縞模様の体も埋もれにくい。もし同じテーマで描くなら、背景を単色にするより、オレンジの中に少しだけ赤茶や黄土をムラで混ぜると、主役(目と牙)のコントラストがさらに立ちます。 細部のコツとしては、目と牙の周囲だけエッジを強めて、体の縞模様や腕は少し筆跡を残してラフにすること。全部を描き込みすぎると、視点が散って「蛇の目と牙」が埋もれてしまうので、あえて情報量に差をつけました。 最後に、乾く前の油絵は光の当たり方で印象が変わります。私は制作後に、部屋の照明と自然光の両方で見て「目のハイライトが飛びすぎないか」「牙が白すぎないか」をチェックして微調整しました。蛇の目と牙を“怖かわ”に見せたい人は、この最終確認だけでも仕上がりがかなり変わると思います。