パスポートケース作ってみた
パスポートケースをレザークラフトで作るとき、私がいちばん悩んだのは「サイズ」と「カードポケット」でした。完成してからキツい・入らないが起きやすいので、まずは型紙(無料の型紙でもOK)を紙で試作してから革に移るのがおすすめです。私はA4のコピー用紙で仮組みして、パスポートの厚み+入れたいカード枚数を想定して調整しました。 ■サイズ決めのコツ 一般的なパスポートは閉じた状態でだいたい125×88mm前後。ケースは縫い代と“ゆとり”が必要なので、内寸ぴったりにしないのがポイントです。私の場合は、左右の差し込み(スリーブ)部分を少し深めにして、出し入れのストレスを減らしました。旅行中って地味に急ぐので、サッと抜ける方が使いやすかったです。 ■カードポケット(カード収納)の作り方 カードポケットは「重なり」を作るので、厚みが出ます。革をそのまま重ねると段差がゴツくなるので、貼り合わせ前にコバ(端)を薄く漉くか、薄めの革を選ぶと仕上がりがきれいです。初心者なら、まずは2〜3段のシンプルなポケットから始めると失敗しにくいです。 作り方の流れは、(1)ポケットパーツを裁断→(2)貼る位置をケガキ→(3)両面テープ or のりで仮止め→(4)菱目打ち→(5)手縫い、がスムーズでした。ズレが心配なときは、仮止めをしっかりすると縫うときに安心です。 ■パスケース(透明パスケース)っぽくしたい場合 「中身が見える」タイプにしたいなら、透明シート(ビニール)を窓として挟む方法もあります。私は革だけで作りましたが、通勤用のパスケースに寄せるなら透明窓は便利。縫い穴はビニールが裂けやすいので、縫い代を広めに取って、針穴を細かくしすぎないのがコツです。 ■道具と材料:最低限これがあると安心 ・革(薄めだと扱いやすい) ・菱目打ち、針、麻糸 ・カッター、定規、ゴム板 ・のり(または両面テープ) 100均でも代用できるものは多いですが、菱目打ちと針だけは使いやすいものを選ぶと仕上がりが一気に変わります。 ■仕上げのポイント コバ磨き(端の処理)を少し丁寧にすると、作品の完成度が上がります。最後に革用クリームを薄く塗ると、手触りも良くなって「ちゃんと作った感」が出ました。 パスポートケースは、型紙を変えるだけでカードホルダーやパスケースにも応用できるので、初心者の練習題材としてもかなりおすすめです。次はポケットの段数を増やしたり、ホックを付けたりしてアップデートしてみる予定です。













