物を大切にしたら、お金との付き合い方が変わった

断捨離ブームのころ、ずいぶん物を捨てた。

「持たない暮らし」に憧れて、まだ使えるものまで手放した。でもなぜか、捨てるたびにすっきりするどころか、どこかざわざわしていた。あの感覚の正体が、この本を読んでわかった気がした。

物は生きている。

道具も、衣服も、食器も——その持ち主のために働こうとしている。大切に扱えば精いっぱい応えてくれるし、粗末にあつかえば、時に持ち主に反発するように、ものごとがうまく回らなくなる。

そう読んで、台所の道具たちを見回した。毎日使うのに、きちんと手入れできていないものがあった。くたびれたふきんをそのまま使い続けていたり、引き出しの奥に押し込んだまま忘れているものもあった。

そして、お金についても、同じことが書いてあった。

お金は、人のために使おうとする人のところに集まってくる。自分のためだけに使おうとすると、水が向こうへ逃げるように、遠ざかっていく——と。

家計を預かる主婦として、少し考えさせられた。節約することに必死になりながら、お金を「怖いもの」「足りないもの」として見ていなかっただろうか。

物を愛し、丁寧に使い、人のために喜んで動く。そういう暮らしの積み重ねが、豊かさを手元に引き寄せるのかもしれない。

まず今日、台所のふきんを新しくした。それだけで、なんだか気持ちが整った。

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3/24 に編集しました

... もっと見る私も、物を大切にする暮らし方が心やお金に与える影響を実感している一人です。以前は節約にばかり目を向けて、使う物の状態やメンテナンスをおろそかにしていました。ですが、ある時気分転換に台所の古いふきんを新しくしたところ、意外な変化を感じました。道具がきれいだと気持ちよく調理に取り組め、自然と家事も丁寧になり、心の余裕が生まれたのです。 さらに、お金についても、ただ貯めるだけでなく、必要なところに喜んで使うことの大切さを実感しています。例えば家族や友人へのちょっとした贈り物や、生活を快適にする物への投資は、自分にも周囲にも豊かさの循環を生み出しました。 物は確かに「生きている」と感じる瞬間があり、丁寧に扱うことが物にも自分にも良い影響をもたらすと思います。物を粗末に扱うとトラブルが続いたり、気持ちが落ち着かなかったりすることもありますね。 それに、お金との付き合い方も見直しました。怖がったり無理に絞ったりするのではなく、感謝の気持ちを持ってお金を使うことが、結果的にお金の流れを良くしてくれます。 日々の暮らしの中で、小さな道具に感謝し、適切に手入れしながら大切に使い続けること。お金も豊かさの一部として喜んで使い、循環させること。この積み重ねが、自分らしい「豊かな暮らし」につながると感じています。だからこそ、物もお金も、「大切にする」というシンプルだが深い考え方をもっと多くの方に共有したいと思います。