舞由良 cover『君をのせて』

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... もっと見るこの日の大阪駅前・St.LIVEは、人の流れが途切れない中でも、ふと足を止めて聴き入る人が増えていく感じがありました。私もたまたま通りかかったのに、舞由良さんのcover『君をのせて』が始まった瞬間に空気が変わって、そのまま最後まで聴いてしまいました。 『君をのせて』はメロディが素直なぶん、歌い手さんの息づかい・言葉の置き方・強弱がそのまま伝わる曲だと思います。舞由良さんのカバーは、Aメロ〜Bメロで丁寧に音を置いていくタイプで、焦らずに情景を作っていくのが印象的でした。特にサビに入る直前の“溜め”が気持ちよくて、そこから一気に視界が開けるような感じがあり、原曲の良さを崩さずに自分の表現にしているカバーだなと思いました。 もし現地で聴く予定の人がいたら、私は少し後ろめの位置で全体の音のまとまりを聴くのがおすすめです。前の方だと声の生っぽさが強く感じられて、それはそれで良いのですが、少し離れると会場の反響も混ざって“ステージ全体の雰囲気”として入ってきます。大阪駅前のようなオープンな場所だと、環境音がある分、歌声の輪郭が際立つ瞬間があってそこも聴きどころでした。 あと、同じ「君をのせて カバー」を探している人向けに、個人的な聴き比べポイントを置いておきます。①歌い出しの声の温度感(やわらかい/芯が強い)、②サビの“張り”が先に来るか“言葉”が先に来るか、③ラストの余韻の残し方(伸ばし切る/スッと引く)。舞由良さんは②が特に気持ちよくて、言葉が前に出るのに音程がブレないところが「歌うま」と言われる理由だなと感じました。 当日のメモとしては「2025年12月29日/大阪駅前/舞由良/cover『君をのせて』」。また聴ける機会があれば、今度は曲が始まる前の空気感からしっかり味わいたいです。