今年4月から中咽頭癌治療の為、大垣市民病院に入院して抗がん剤治療2クール放射線治療35回し克服

大垣市
2025/11/13 に編集しました

... もっと見る「抗がん剤で坊主にするか迷う」という検索をよく見かけます。私も治療が始まる前は、髪が抜けること自体が怖いというより、“いつ・どのくらい”抜けるのか分からない不安が大きかったです。結果的に坊主にしたのは、抜け毛が枕や服に散ってメンタルが削られるのを減らしたかったから。自分でコントロールできることを一つ増やす感覚で、気持ちが少し楽になりました。 坊主にするタイミングは人それぞれですが、私の場合は「抜け始めてから」よりも「抜ける前〜抜け始め」のほうが決断しやすかったです。抜け毛が増えてから切ると、頭皮が敏感になっていて刺激がつらいこともあるので、可能なら早めに短くしておくのも手だと思います。家族にバリカンでやってもらう人もいれば、美容室で相談して整えてもらう人もいました。 実際に坊主にして良かった点は、掃除が圧倒的に楽になったことと、見た目の変化に“慣れる時間”を先に作れたこと。鏡を見るたびにショックを受けるより、自分で選んだスタイルだと思える方が前向きでした。帽子やニットキャップは病棟の空調で頭が冷えやすいので必需品。肌当たりが柔らかい綿素材が一番出番が多かったです。 一方で、頭皮ケアは想像以上に大事でした。坊主にすると乾燥やかゆみが出やすく、放射線治療が重なるとさらに敏感になることがあります。私は、無香料の保湿剤を少量ずつ使い、熱いお湯は避けてぬるめのシャワーにしました。赤みやヒリつきが強い日は自己判断せず、病院で早めに相談した方が安心です。 気持ちの面では、「坊主=つらい治療の象徴」になりすぎないように、写真を撮って“今の自分の記録”として残すのも良かったです。治療が進むにつれて表情が変わっていくのが分かり、回復へのモチベーションになりました。 最後に、坊主にする・しないは正解がありません。ウィッグや帽子で過ごすのも立派な選択です。もし迷っているなら、「自分のストレスが減るのはどっちか」を軸に考えるのがおすすめ。抗がん剤や放射線のスケジュールの中で、少しでも心が軽くなる工夫を積み重ねることが、長い治療を乗り切る助けになると思います。