KISS / ORIGINAL LOVE (Continued from Yesterday)
KISS / ORIGINAL LOVE (Continued from Yesterday)
Day 13 | Merry Christmas
# kiss # song I want to connect with people who love singing. Song Liver I tried singing.
「接吻」って、タイトルだけ見るとストレートだけど、歌詞を追うと“ただ甘いだけのラブソング”ではなくて、満たされたい気持ちと不安が同居している曲だな…と毎回感じます。私が特に引っかかったのは「物足りない今日は」「あなたの濡れた眼差しが嬉しい」あたり。嬉しいのに、どこか“今日の自分は満たされていない”って言ってしまう感じがリアルで、大人の恋の体温に近いんですよね。 景色の描写も強くて、「何時の間にか 枯葉色のtwilight」は、恋が盛り上がっているのに季節は少し乾いていて、幸福と終わりの気配が一緒に見えるように思えました。twilight=夕暮れって、明るさが落ちていく時間帯だから、甘さの中に“このまま続くのかな”みたいな影が差す。ここが「接吻」の色気の正体の一つかもしれません。 それから「子供のように 無邪気に欲しくなる」というフレーズ。大人の関係って理性や駆け引きが混ざりがちだけど、ふいに子供みたいに相手を求めてしまう瞬間がある。そういう“抑えきれなさ”を、妙にきれいな言葉で言い切ってくるのが刺さりました。 サビ周辺の「長く甘い口づけを交わす」「果てしなくあなたを知りたい」「fall in love」も、単なるロマンチックではなく、距離をゼロにしたい執着に近い温度を感じます。知りたい=理解したいだけじゃなくて、触れて確かめて安心したい、みたいな。さらに「熱く口づけるたびに 痩せた色の無い夢を見る」という少し寂しい表現が出てくるから、甘さが“逃避”にも見えてくるんです。 もし「接吻とは?」と聞かれたら、私は“愛情表現”だけじゃなくて、相手との境界を一瞬消してしまう行為、って答えたくなります。この曲のキスはまさにそれで、近づくほどに不安も増えるのに、やめられない。だからこそ「オリジナルラブの最高傑作」と言われるのも分かるし、何度聴いても歌詞の意味が更新されるタイプの曲だなと思いました。



















































































