照明1灯の選択が、編集室の2日を決める
「ロケから上がって編集に出したら、色補正に3日かかったと言われました。現場では何も問題なかったのに」
帰ってきた動画の学校の受講生が困り顔でそう話した。現場で使ったLED照明のTLCIスコアを一緒に確認すると、62だった。
TLCIが70を切ると、ポスト作業は部分マスクと複数の調整レイヤーが必要になり、時間コストが2〜3倍に膨らむ。カメラのせいでも編集者のせいでもない。照明を選んだ瞬間に結果は決まっていた。
「現場の選択」が「ポストのコスト」になる。その感覚を持って機材を選ぶと、全てが変わる。
https://note.com/videolife/n/n20c9c9e57f8f?sub_rt=share_sb
照明の選択が編集工程に与える影響は非常に大きいです。私自身、過去にTLCIスコアを軽視してしまい、編集時間が想定以上にかかってしまった経験があります。特に動画撮影後の色補正で苦労し、最終納品までに大幅な時間がかかりました。 TLCI(照明色評価指数)は照明の色再現性を示す指標で、70以上ならカラーグレーディングの手間を最低限に抑えられます。これを下回ると、ポスト作業で複雑な部分マスクや複数の調整レイヤーが必要になり、結果的に編集工数が2〜3倍にも膨れ上がります。実際に現場では問題なく見えても、デジタル編集環境での色ズレは後から対応が難しいため、機材選びの段階でTLCIスコアをチェックすることが重要です。 私の経験から言うと、照明の最適化は単なる撮影の良し悪しだけでなく、後工程の効率化にも直結するため、コストパフォーマンスを考えると必須のポイントと言えます。今後の撮影では、必ずTLCIスコアが70以上の照明を選び、現場作業と編集作業のバランスを最適化することを心がけています。こうした機材選択の意識が変わるだけで、作業全体のクオリティと効率が大きく向上します。
