新人指導について一喝!

2025/8/23 に編集しました

... もっと見る新人教育って、つい「本人のやる気」や「覚えが遅い」で片付けがちなんですが、現場にいると本当に差が出るのは“教える側の設計”だと痛感します。私も一度、上司から「教え方が悪いんじゃないの?」とストレートに言われて、言い返せずに黙った経験があります。新人さんの才能に差がないなら、伸びるかどうかは業務指導の質でほぼ決まるんですよね。 まず見直したいのは、指導内容よりも「上司での在り方」。例えば忙しい時間帯に、教える側が軽いノリで休憩っぽい行動(アイスを食べる、雑談が多いなど)をすると、新人さんは“今は真剣にやらなくていいんだ”と受け取ります。本人は笑い事でも、新人側からすると現実の味がするというか、空気で学んでしまう。だから私は、指導前に「見られて困る行動はしない」をルール化しました。 次に、教えるのが下手な人がやりがちなミスは「一回で全部教える」「できて当然で進める」です。改善策としては、作業を3段階に分けると楽でした。 1) まず“目的”だけ伝える(何のための業務か) 2) 次に“手順”を一緒にやる(見せる→やらせる) 3) 最後に“判断基準”を渡す(何を見てOK/NGにするか) これだけで「覚えが早い?遅い?」の評価が、感覚じゃなくて観察に変わります。 さらに効いたのが、業務指導を「その場の注意」から「事前の約束」に変えること。私は新人さんに、初日に“今日のゴール”を2つだけ設定して、終わりに5分だけ振り返りをしました。できなかった点も責めるより、「どこで詰まった?」「次はどうする?」を一緒に言語化。これをやると、教える側も改善点が見えてきます。 本で学ぶなら、新人教育は「ティーチング」より「コーチング」「OJT設計」の章があるものが役立ちました。読む時は“理想論”より、チェックリストや面談例、フィードバック例が載っている本を選ぶと現場に落とし込みやすいです。 結局、新人の未来は上司が作ってあげる部分が大きい。だからこそ「忙しいから適当に」は一番危険で、教える側の態度・手順・基準を整えるだけで、新人さんの成長スピードは本当に変わります。