十戒
【十戒】夕木春央
講談社
_________________________
浪人中の里英は、父と共に、伯父が所有していた枝内島を訪れた。
島内にリゾート施設を開業するため集まった9人の関係者たち。
島の視察を終えた翌朝、不動産会社の社員が殺され、そして、十の戒律が書かれた紙片が落ちていた。
“この島にいる間、殺人犯が誰か知ろうとしてはならない。守られなかった場合、島内の爆弾の起爆装置が作動し、全員の命が失われる”。
犯人が下す神罰を恐れながら、「十戒」に従う3日間が始まったーー。
_________________________
【読書の感想】
「方舟」を読んだ人ならこれほどに叫びたくなるものはない。
事件が起きて、疑心暗鬼の中推理が行われて、犯人が発覚して、事件解決して。それがミステリーの当たり前なのにそこをまず覆す「犯人を見つけてはいけない」。
そんなことで事件が収まるのか、話がまとまるのか不安になる中で新しいミステリーだとワクワクしていました。
犯人に繋がる証拠を残さないでくれ!気付かせないでくれ!と犯人にお願いする状況が異質すぎてよく思いついたなぁと…
だんだんアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」を連想するような感覚にもなったのは私だけでしょうか。もちろんラストまで読んだら全くの別物ですよ笑
あの添えられた手が怖すぎる…
作家さんの作風なのか、読んでる中で方舟との作品構成を思い出してきてなにより解説まで読んだら思わず叫びました笑
これは人に勧めたい!そして読んだ人と語りたい!








方舟を読んでから読んだ方が面白いということですか?