SONYα7Ⅴ×🐈‍⬛🌼

山吹色

4/14 に編集しました

... もっと見る「α7Vの色味」を見るのに、今回みたいな山吹色(黄〜オレンジ寄り)と黒猫の組み合わせはすごく分かりやすいです。黄色は転びやすいし、黒はつぶれやすいので、カメラの素の傾向と設定の影響がはっきり出ます。 私がまず意識しているのはホワイトバランス。オートでも悪くないけど、春の強い日差しだと黄がさらに濃く見えて、花が「ベタっと黄色の面」になりがちでした。そんな時はWBを太陽光固定(または少しだけ色温度を下げる)にして、黄の飽和を抑えると落ち着きます。逆に曇りの柔らかい光なら、少し暖色に寄せた方が山吹色の“春っぽさ”が出て好みでした。 次に露出。黒猫の黄色い瞳をちゃんと残したい時、猫の顔に合わせて露出を決めると、背景の山吹色が飛びやすいです。私はヒストグラムとハイライト警告を見ながら、花が白っぽく飛びそうなら露出を少しマイナスにして、あとで持ち上げる前提でRAWで撮ります。黄い花はハイライトが破綻すると戻しにくいので、花優先で守る方が結果的に綺麗に仕上がりました。 ピクチャープロファイル(クリエイティブルック)も色味に直結します。撮って出しで見た時に「黄が派手」「黒が硬い」と感じたら、コントラスト強めのルックを避けて、ニュートラル寄りのものにすると扱いやすいです。特に黒猫は、コントラストが高い設定だと毛並みの階調が消えて“真っ黒”になりやすいので、シャドウが粘る方向を選ぶのが安心でした。 現像では、まず黄色(HSLのYellow/Orange)だけを少し調整するのが手早いです。私の場合は「黄色の彩度を少し下げる」「黄色の輝度を少し上げる」をセットで触ることが多いです。山吹色の花びらの質感が戻って、背景のボケも軽く見えます。黒猫は、黒レベルを落としすぎず、シャドウをほんの少しだけ持ち上げて毛並みの情報を出すと、瞳の黄色がより映えました。 最後に、楽譜のような白地の被写体が入ると、α7Vの色味チェックがさらに簡単になります。白がニュートラルに見えているか(黄かぶりしてないか)を基準にすると、山吹色を“濃くする”のか“正確にする”のかが判断しやすいです。春の花と黒猫を撮るなら、WB固定+ハイライト保護+黄色だけ軽く現像、これだけでも色味の印象がかなり整いました。