成長って「できた」だけじゃない。私が療育で見つけた、小さな成長のサイン🌱
「また手が出てしまいました…。」
療育で、お母さんが心配そうに話してくださいました。
その日も、
思い通りにならないことがあり、
物を投げようとしたり、
手を伸ばしかけたりする場面がありました。
起こった出来事だけを見ると、
以前と変わらないように見えるかもしれません。
でも私は、
その子が私の顔を見て、
力を少し調整しようとした瞬間に、
確かな成長を感じました。
子どもの成長は、
「できた」「できない」だけでは測れません。
昨日より少し我慢できた。
少し気持ちを切り替えられた。
少し 力を調整できた。
そんな小さな変化も、
子どもにとっては大きな一歩です。
そして、その変化に気付いて、
おうちでも一緒に喜んでもらえるように伝えることも、
私たち言語聴覚士の大切な役割だと思っています。
もし今、
お子さんのことで悩んでいる方がいたら…
ぜひ「できなかったこと」だけではなく、
昨日より少し成長したところも探してみてください😊
保存して、子育てに迷ったときに見返してもらえたら嬉しいです🌸
あなたの子育てがちょっと“ラク”になりますように🌱
療育の現場で子どもの行動をじっくり観察していると、「できた!」という目に見える成果だけでなく、その過程に現れる繊細な変化に気付くことができます。例えば、物を投げようとした瞬間に一度手を止めたり、私の顔を見ることで力の入れ具合を調整しようとしたりといった、ほんの小さな行動。これらは見逃しがちですが、子ども自身が感情のコントロールや状況判断を学び成長している証拠です。 私自身が言語聴覚士として19年間携わってきた経験から言えるのは、こうした細やかな変化を理解し、親御さんと共有することが療育において非常に重要だということです。親御さんにその成長を伝えることで、日常の中にある“できたこと”を一緒に見つけて喜び合い、子育ての不安を軽減するきっかけにもなります。 また、その日の「手が出てしまった」出来事をただの失敗として片付けるのではなく、その中にある「力を少し調整できた」という成長の要素に目を向けることで、子ども自身の自己肯定感も高まります。これは療育としても、家庭での支援としても大切なポイントです。 発達がゆっくりな子どもに対して焦らず、少しずつでも前進していることを認めることは、子育てを続ける親御さんにとっても励ましになります。日々の成長はささいに見えても、確実に子どもの自立や社会性の基礎を築いているのです。 私の経験から、療育や発達支援を行う際には、「できないこと」だけではなく「できたこと」「変わったこと」にも必ず注目してほしいと思っています。そうすることで子どもも親御さんも、より心穏やかに、毎日の成長を積み重ねていける でしょう。







