Opaque watercolor
不透明水彩って、最初は「透明水彩と何が違うの?」と混乱しました。私の理解だと、不透明水彩とは“下の色を隠して上からしっかり乗る”絵の具で、重ね塗りで形を作りやすいのが魅力です。薄く溶けば透明っぽくもできますが、基本は発色が強くて、暗い背景の上にも明るい色を置けるのが助かります。 初心者の私がまずやったのは「パレットの使い方」を固定すること。チューブから出した絵の具をパレットの端に並べて、中央の広い場所で混色・水分調整をします。水を多くしすぎると“不透明感”が消えてムラになりやすかったので、筆を洗ったらティッシュで軽く水気を落としてから混ぜるのがコツでした。色を作る時は、いきなり紙に乗せず、パレット上で「練る」感じで濃度を整えると失敗が減ります。 不透明水彩でイラストを描く手順も、私はシンプルにしています。①ラフ(薄い鉛筆)→②大きい面の下塗り→③暗部を置いて全体のコントラストを決める→④目やモチーフなど主役の色を“上から”乗せる→⑤最後にハイライト。暗い背景を先に作っておくと、鮮やかな色が映えるので、今回みたいな「暗い背景+二つの目のようなモチーフ」は不透明水彩と相性が良いなと感じました。 紙選びも意外と大事で、私は最初は手元のノート(バインダーに入れるタイプ)に描いて試しました。水分が多いと波打ちやすいので、ノートに描く時は“少なめの水・手早く”が安全です。しっかり描き込みたい日は、水彩紙か厚めの紙にするとストレスが減りました。 最後に、よく聞く疑問の答えとしては「不透明水彩=ガッシュ」と呼ばれることもあります。ただメーカーやシリーズで質感が違うので、最初は基本色だけ揃えて、パレット上で混色しながら自分の好きな発色を探すのがおすすめです。私もまだ練習中ですが、重ね塗りで形を作れるので、初心者でも“描けた感”が出やすい画材だと思います。

