百名山・那須岳⛰️ゴールデンウイーク

5/1 に編集しました

... もっと見るGWの那須岳(茶臼岳周辺)を歩いていて、地図で目に入ったのが「牛ヶ首」。読み方は“うしがくび”で、私は最初「なんで牛?」と素朴に気になりました。調べたり、現地の地形を見ながら納得した点をメモとして残します。 まず「〜ヶ首」という地名は、山の世界だとわりとよく見かけます。体の“首”に例えていて、尾根や稜線の「くびれ(細くなった部分)」「鞍部(あんぶ:峠みたいに一度落ちてまた上がる部分)」など、地形が絞られている場所を指すことが多い印象です。実際、歩いてみると風の通り道になっていたり、左右の斜面が落ち込んでいて“首っぽい”雰囲気を感じることがあります。 じゃあ「牛」は何かというと、全国的には大きく2パターンがあるそうです。ひとつは地形が「牛の首」や「牛の横顔」に見えるという見立て。もうひとつは、昔そのあたりで牛馬を使った放牧・運搬・耕作が行われていた、あるいは牛にまつわる伝承(牛が迷い込んだ、水場に牛を連れて行った等)が残っているケースです。 那須岳周辺は火山地形で、ガレ場や溶岩地形、斜面のえぐれ方が独特です。私が歩いたときも、稜線の形がスッと細くなったり、視界がパッと開けたり閉じたりして、「ここが“首”って呼ばれるのはわかるかも」と感じました。牛の部分は現地案内板や地域の資料で説明があることもあるので、もし時間があればビジターセンターや登山口周辺の解説を見てから歩くと、地名の“答え合わせ”ができて楽しいです。 地名の由来は諸説あることも多いので、「これが唯一の正解」と決めつけず、①地形の見立て(牛に見えるポイントがあるか)②昔の暮らし(牛に関係する道・草地・水場があるか)③古い地図や記録(漢字表記の変遷)をセットで見ると理解が深まります。 個人的には、登山って“山頂を踏む”だけじゃなく、こういう地名の謎を拾いながら歩くと満足度が上がる派です。那須岳に行く予定の人は、ぜひ「牛ヶ首」のあたりで一度立ち止まって、どこが“首”っぽいのか、どの角度が“牛”っぽいのか、景色を観察してみてください。