Large record
It would be great if you could set it up at this speed.
レコ大(日本レコード大賞)って、テレビで見ると「完成されたステージ」だけが映るので、準備の過程はなかなか想像しにくいですよね。今回、新国立劇場での仕込み(Day1)を見ていて一番驚いたのは、設営の“スピード”と“段取りの細かさ”でした。短時間で設営できたら最高…という感想、ほんとにその通りで、あの規模感を限られた時間で立ち上げるのは職人技だなと。 まず印象的だったのが照明の仕込み。照明って「明るくする」だけじゃなくて、立体感を出したり、ロゴを目立たせたり、カメラに綺麗に映るように調整したりと目的が多いんですよね。リハ前の段階から、機材の吊り込み・角度調整・回路チェックみたいな工程が同時進行で進んでいて、舞台上が少しずつ“番組の顔”になっていく感じがワクワクしました。 次に、床がレコ大仕様に変わっていく瞬間。床面の仕上げって画面に映る面積が大きいので、雰囲気を決める超重要ポイント。床が整うと、ステージ全体の完成イメージが一気に掴めて、「今年のメインロゴが登場!」という流れもすごく納得感がありました。ロゴが入ると、空間が一気に“レコ大”になります。 検索でよく見る「レコ大 条件」についても、現場目線で感じたことを少し。受賞の条件や選考は毎年話題になりますが、少なくとも番組としては“生放送で最高の演出を成立させる条件”がめちゃくちゃ多いんだなと実感しました。限られた時間、限られたスペース、カメラ割り、音、照明、美術…全部が噛み合って初めて成立する。視聴者としては結果やパフォーマンスに注目しがちだけど、その裏で成立条件を満たすための準備が積み上がっていました。 あと「hana レコ大」みたいに、推しが出演・受賞するか気になって検索する人も多いと思います。個人的には、推しの出番の時こそ“背景”も見てほしくて、床の柄やロゴ位置、照明の色味が曲ごとにどう変わるかを意識すると、同じステージでも見え方が全然違います。 12月30日ごご5時30分から生放送の『第65回 輝く!日本レコード大賞』は、完成したステージを見るのはもちろん、こういう仕込みの積み重ねを想像しながら観ると楽しさが倍増します。私は今年、ステージが出来上がっていく過程を見た分、当日の演出がどう完成するのか、いつも以上に待ちきれないです。