文庫本。触法少女。
表紙の『私、お母さんを殺すことにしたよ。 殺しても、無罪だから。』 というとんでもないフレーズが気になって手に取っていた。 幼い頃、母親から目を背けたくなるような酷い虐待を受けて育てられ、その後捨てられた九子。 よくあるミステリーは誰かが死んでしまって、犯人を探し出すというのが多いけれど、この作品は、施設で暮らしていた九子が、母親を探し、再会し、そして様々な手段を調べ、手をつくし、殺害していこうとする物語。 成績優秀、容姿端麗、学校での地位も手に入れた九子が、抱える深い闇をとてもリアルに表現されている。 果たして九子は触法少女にあたる13歳で、母親を 殺すのか。 九子の闇と