目には目を 新川帆立
📕 『目には目を』新川帆立
「罪を償う」とは、何だろう。
少年犯罪の加害者と、
被害者遺族の“その後”を描いた
重厚な社会派ミステリー。
少年院で出会った6人の元少年。
そのうちの1人が、
かつて自分が殺した少女の母親に
殺される――
「目には目を。死には死を。」
事件を追うのは、
元雑誌編集者のライター・仮谷苑子。
取材を通して彼女は、
誰が被害者だったのか
誰が密告者だったのか
その真相に迫っていく。
読み進めるほどに揺さぶられるのは、
正義と復讐、
更生と贖罪、
そして「許される」ということ。
爽快さはない。
けれど、
読後に静かに残る問いがある。
正解は出ない。
それでも、
考えずにはいられない一冊でした。
次に読む本は、
凪良ゆう『流浪の月』。
重たいテーマが大丈夫な方
社会派ミステリーが好きな方におすすめ。
#ミステリー小説





