北野武監督『座頭市』鑑賞!多分、初めて観たと思う。今回、勝慎太郎さん『座頭市』と見比べたくて円盤購入した。サブスクって無いのかな?たけしさん若く見えるけど、56歳の時の作品と知って、あれ?今のオイラと大して変わらんぞと。。それはさておき。。アクションの爽快感では、勝慎太郎さんの作品の方がスカッとしたけど、たけしさんらしいコミカルな演技や、間の取り方とか演出のこだわりもあるし、最後のタップダンスや、なにより完全盲目ではない設定の座頭市を作ったりと、新しい座頭市に仕上がっていて面白かった。みんなは、誰の市が好き?
『座頭市』って同じ“市”でも、作り手や主演で空気がガラッと変わるのが面白いですよね。私も今回、北野武(ビートたけし)版をDVDで観てから、勝新太郎の座頭市を思い出して「どこがどう違うんだろう?」と比べたくなりました。 まず北野武『座頭市』は、殺陣の気持ちよさだけで押し切るというより、静と動の切り替えが独特。会話の“間”が長めで、次の一手が来るまでの溜めがあるから、いきなり動き出した時の切れ味が際立つ感じがしました。たけしさんの飄々とした佇まいもあって、笑えるのに緊張感が抜けないのがこの作品の魅力だと思います。 一方、勝新太郎の『座頭市』は「ここでスカッとさせてくれる!」というサービス精神が強い印象。名言っぽいセリフや、あのニヤッとする表情も含めて、観終わった後の爽快感が残りやすいです。初見の人には、勝新版のほうが“時代劇の気持ちよさ”が伝わりやすいかも。 あと話題になりやすいのが、北野武版の「完全盲目ではない」設定。ここは賛否が出やすいポイントですが、私は“新しい座頭市”として成立させるための工夫に感じました。従来のイメージを借りつつ、別物として再構築しているから、勝新版と同じ物差しで比べすぎないほうが楽しめる気がします。 そして外せないのがラストのタップダンス。ビートたけしの映画の中でも印象に残るシーンで、物語の余韻を理屈じゃなく体で締める感じがクセになります。時代劇なのにミュージカルっぽい高揚感が来るので、「なんだこれ」と思いつつも不思議と納得してしまいました。 これから観る人向けの見どころメモとしては、①殺陣の見せ方(爽快さか、間の緊張感か)②市のキャラクター(勝新の色気と豪胆さ/北野武の淡々とした可笑しみ)③キャストの配置と空気感、④タップダンスの受け止め方、の4点を意識すると比べやすいです。 みなさんは、勝新太郎の市派ですか?それとも北野武(ビートたけし)の市派?「この作品のこの名言が好き」「このキャストが刺さった」みたいな推しポイントもぜひ知りたいです。


















