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... もっと見る「希望を感じる」って、ドラマみたいな大きな出来事が起きた時だけじゃなくて、案外すごく小さな場面で生まれる気がします。たとえば秋の街路。ビルの間を抜ける風とか、紅葉の色づきとか、いつもより少し長く伸びる夕方の影とか。そういう景色の中を歩いているだけで、気持ちがほんの少し整って、「明日もやっていけるかも」って思えたりします。 私が落ち込んでいる時ほど、頭の中は未来の不安でいっぱいになります。そんな時は“希望を探そう”と頑張るより、まず目の前のものを丁寧に見るのが効きました。長い髪が風で揺れる感覚、靴音、赤や黄色に変わった葉っぱ。街は変わらず動いていて、自分もその中にちゃんといる。それだけで、心の底に小さな光が点くみたいでした。 希望を感じたい時に私がよくやることを、いくつか置いておきます。 ・5分だけ外を歩く:秋の空気は気分転換が早いです。街路やビルの並びを眺めるだけでもOK。 ・“今日できたこと”を1つ書く:大きな成果じゃなくて、起きられた/洗い物できた、で十分。 ・未来を短く区切る:「来週」じゃなく「今日の夜まで」にすると、不安が小さくなります。 ・言葉を持ち歩く:自分が救われた一文をメモして、苦しくなったら見返す。 希望って、確信よりも「かもしれない」という柔らかさに近いと思います。秋の街を歩く後ろ姿みたいに、前は見えなくてもちゃんと進んでいる時間がある。そう思えた日は、うまくいかないことがあっても“終わり”じゃなく“途中”に変わります。 もし今、希望を感じにくい日でも、景色が少しきれいに見えた瞬間や、呼吸が深くできた瞬間があったなら、それはもう十分に希望の芽です。焦らず、季節が移るみたいに、ゆっくりでも前へ。
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