Unknown friend
The good thing about amateur radio is that you can connect with people you don't know. The internet is impossible, but the internet is full of fraud.
「知らない人と話す」のが苦手な私でも、アマチュア無線だと意外と自然に会話が始まりました。SNSや掲示板だと、相手の素性が分からなかったり、変な勧誘やネット詐欺っぽい話が混ざってきたりして警戒心が先に立つことが多いんですよね。でも無線は、基本的に“電波でつながる趣味の会話”が中心なので、目的がはっきりしていて安心感がありました。 私が最初に意識したのは、話題を「共通の事実」に寄せること。たとえば「こちら〇〇、信号は59です」「お住まいはどちらですか?」「今日はコンディション良いですね」みたいに、雑談力よりも状況説明がメインになります。知らない人との会話で一番つらい“何を話せばいいか分からない”が起きにくいのが助かりました。 会話を続けるコツは3つあります。1つ目は、短く返しやすい質問をすること(「運用はいつもこの時間帯ですか?」など)。2つ目は、相手の情報をメモして次回につなげること(地域、バンド、アンテナの話題など)。3つ目は、無理に盛り上げようとしないこと。無線のやり取りって、丁寧に挨拶して、必要な情報交換ができれば成立するので、沈黙を怖がらなくて大丈夫でした。 安全面で気をつけたのは、個人情報の出し方です。慣れるまではフルネームや詳しい住所、勤務先などは言わず、会話も趣味の範囲に留めました。ネット詐欺が多い時代だからこそ、「相手が怪しい」以前に自分の情報を守る前提を作っておくと、知らない人と話すハードルがぐっと下がります。 もし“知らない人と話す練習”として始めるなら、最初は受信(聞くだけ)からでもOKです。よく使われる挨拶や言い回しを耳で覚えると、次に自分が話すときの緊張が減りました。私にとってアマチュア無線は、ネットとは違う安心できる距離感で、知らない友達が少しずつ増えていく場所でした。
