ใส่คุณ - โจ ฮิซาอิชิ
『君をのせて』は、映画『天空の城ラピュタ』を象徴する主題歌として知られていて、メロディを聴くだけで情景が浮かぶ人も多いと思います。私も「久石譲 ジブリ」と検索して代表曲を聴き直しているうちに、結局この曲に戻ってきました。シンプルなのに胸に残るのが不思議で、吹くたびに“久石譲の凄さ”を実感します。 まず「君をのせて 意味」について。歌詞を細かく解釈しなくても、曲全体からは“旅立ち”“祈り”“優しさと強さ”みたいなものがまっすぐ伝わってきます。だからこそ卒業式や合唱でも歌われたり、いろんな場面で「背中を押してくれる曲」として受け取られているのかなと感じました。映画を観てから聴くと、より「何の主題歌?」が腑に落ちて、メロディの一音一音が物語と結びつきます。 次に「君をのせて 作曲者」。一般的には久石譲さんの名前で語られることが多いですが、楽曲としての魅力は“歌える旋律”と“和声の切なさ”の両方がある点だと思います。ジブリの他作品(『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』、そして『あの夏へ』など)を聴き比べると、同じ作曲家でも作品ごとに色が違って面白いです。 そして「君をのせてフルート」で探している方に向けて、実際に吹いてみた感想も。フルートは歌の代わりに旋律を担うので、音程や音色がそのまま“感情”になります。私が特に意識したのは、①息を一定に押し出してフレーズの終わりで急に細らせない、②高音で頑張りすぎず柔らかい芯を残す、③歌詞があるつもりで子音(アタック)を強くしすぎない、の3つです。 上手くいかなかったのは、盛り上がるところで音量だけ大きくしてしまい、音が硬くなったこと。ここは「強く吹く」より「息のスピードを上げて、響きを前に飛ばす」感覚に寄せると、ジブリらしい透明感に近づきました。 最後に、検索で「久石譲 代表 曲」から来た人は、同じ耳で『君をのせて』を聴くと“代表曲たる理由”が分かりやすいと思います。派手な技巧より、誰でも口ずさめるのに泣ける旋律。フルートで吹くと、その良さが誤魔化せない分だけ、練習のしがいがあります。



































