塾に通っているのに伸びない意外な原因

塾に通っているのに伸びない、という相談を本当によく受けます。

原因はだいたい同じで、「分かる」までで止まっているからです。

塾の役割をきちんと分解すると、こうなります。

塾の授業中にできるのは、「分からなかった問題が、分かるようになる」というところまで。

ここで授業時間は終わります。次の授業へ進みます。

でも、「分かる」と「できる」は、まったく違う段階です。

分かるは、解説を読んで「なるほど」と納得できる状態。

できるは、何も見ずに自力で答えにたどり着ける状態。

この間には、何度も自分の手で解き直す練習が必要なんです。

塾でいくら丁寧に教えてもらっても、家で解き直しをやっていなければ、「分かる」のままで止まる。だから、テストで解けません。

ここに、保護者の方が誤解しやすいポイントがあります。

塾に通わせる費用は、決して安くありません。これだけ払っているのだから、塾の中で成績が上がってほしい、と願うのは自然な気持ちです。

ただ、現実的には、塾に「毎日通わせる」のは難しい。

すると塾の時間は、1週間のうちのほんの数時間しかありません。

家庭学習の時間のほうが、圧倒的に長いんです。

「分かる」を授業で受け取って、「できる」を家でつくる。

この2つがそろって、ようやく成績が伸びていきます。

塾を変えても、教材を増やしても、ここの順番が崩れている限り、点数は変わりません。

お子さんに「今日塾でやった問題、もう一回ノート見ずに解ける?」と1問だけ聞いてみてください。

解けないなら、その問題こそが伸びしろです。

塾で「分かった」内容を、家で「できる」に変えていく。

たったこれだけで、塾の費用効果は何倍にもなります。

さらに具体的な勉強法の正し方については、プロフの無料講座でも詳しく紹介しています。そちらもぜひ参考にしてみてください。

塾代をムダにせず、点数につなげていく道筋がはっきりするはずです。

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5/2 に編集しました

... もっと見る私も子どもの塾での成績が伸び悩んでいた時期がありましたが、この記事にある「分かる」と「できる」の違いに気づいてから家庭学習の取り組み方を見直しました。塾の授業はどうしても限られた時間しかないため、そこで『分かった』と思っても、それだけでは実際のテストで解ける力はつきません。 家に帰ってから何度も問題を自分の手で解き直すことで、初めて「できる」状態が定着します。私の経験では、一度理解した問題でも、翌日や数日後に解き直すことが重要です。その時、ノートを見ずに自力で解けるか確認する方法は有効です。解けなければ再度解き直すというサイクルを繰り返しました。 また、保護者としては「塾に通わせているのだから成績は勝手に上がる」と思いがちですが、実際には家庭学習の質と量が大切です。週に数時間の塾の授業を最大限活用し、残りの多くの時間を自宅での復習・練習に充てることが不可欠と実感しています。 さらに、モチベーションを保つために、子どもと『今日の塾の問題でノートなしで解けるか?』という簡単な質問を習慣にしたところ、自分でできる問題が増え、成績が少しずつ上がっていきました。効果を感じるには継続が必要ですが、努力すれば確実に結果につながります。 塾代を無駄にしないためにも、この記事の指摘する「分かる」から「できる」への段階を踏んだ学習法を取り入れてみてください。塾の授業が曖昧だった部分も、自宅学習で補えれば成績アップは現実的になります。ぜひ無料講座なども活用して、勉強法を確かなものにしましょう。