【130年の暖簾を継ぐ、女将さんと大将の存在があり続けるお鮨屋さん】

知らなければお鮨屋さんと想像できない、

白亜の外観にまず心が掴まれる一軒「初音鮨」さんへ

Table checkで運よく予約でき、念願の訪問です。

明治二十六年創業の老舗で、今この時代を紡いでいるのは、

大将の技と心意気を受け継いだお弟子さんたち。

ライブ感を楽しめる時間でした。

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✅明治26年からの伝統を、大将から確かな仕込みを学んだ若き職人たちが情熱を込めて紡ぐ継承の物語

✅炭火で炊き上げるシャリと、目の前で切り付けられる魚の熱を纏った演出という五感の劇場

✅女将さんが作ってきた美しい空間は、お鮨屋さんで訪れたことがない唯一無二さで心に残る

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マグロは目の前で切っていただき

魚の背骨に近い上側の「天身(てんみ)」は

最上級の赤身部分で一番濃く、

わさびがいちばん高価だという小さなお話にも、

素材への敬意が滲みます。

お弟子さんが見せてくださったのは、

噴火湾で揚がったばかりという定置網の鮪の塊。

まな板の上に鎮座するその姿だけで、

この先への期待が高まります。

冷やしていたマグロを

お客様にお出しするときには

温かいお皿の上で調整するそうです。

この光景が新鮮でした。

赤身は澄んだ甘みを、

中トロは口に入れた瞬間に

ほろりと溶ける脂の余韻を残し、

二つの表情を食べ比べる贅沢な時間でした。

とろとろの食感ですが

お口の中で何度も味が変わる

楽しく美味しい一貫です。

ネギトロは刻んだネギのシャキシャキとした食感に、

きらりと輝く一粒が添えられ、遊び心のある一貫に。

お鮨屋さんでしかなかなかいただかない

コハダは酸味があるけれど

身がキュッとしています。

お店に行く前に

ミツカンのYouTube

『パレ・ド・Z~おいしさの未来』で

中治勝店主が握った一貫だったので

登場してくれて嬉しかったです。

白身の握りのアオリイカは

弾力がありつつも、見た目は透明感がありです。

クエは上品で優しい味ですが、弾力があり

こちらも美味しい一貫でした。

赤貝は繊細に花のように開かれ、

茹でたてのタコもいただきます。

ウニは軍艦にたっぷりと盛られ、

とろけるような濃厚さで海の恵みそのものを味わうひととき。

穴子はふわふわで極上の一貫です。

あら汁は繊細な出汁に白い麺状の具がふわりと泳ぎ、

〆にふさわしい優しさでした。

卵焼きはデザートのように甘く

私の好みの卵焼きでとても美味しかったです。

🍶ドリンク

特別純米無濾過生「夏乃(NATSUMO)」を合わせ、

キリッとした夏酒が鮪の脂を心地よく洗い流してくれました。

二階に移動し洋館のダイニングで

そら豆のアイスクリームとルイボスティーで締めくくる流れです。

この店らしい遊び心。

カウンターからほっと寛げる空間へ移動する演出まで含めて、

大将から受け継がれる想い、

そしてこのお店を一緒に作ってきた

女将さんの存在の大きさをしっかりと感じたひとときでした🌹

【第五世代】おまかせコース

15品 8,800円

・石川のもずく

噴火湾のマグロ

・天身

・中トロ

・ネギトロ

・コハダ

・アオリイカ

・クエ

・赤貝

・愛媛のタコ

・平貝(タイラギ)

・カツオ

・ウニ

・穴子

・かんぴょう巻き

・卵焼き

・そら豆のアイスクリーム

・ルイボスティー

『初音鮨』

✨OPEN 1893年✨

2009年から12年連続で二つ星⭐️⭐️

食べログBRONZE 2026

Googleクチコミ 4.4(345件)

食べログ 4.24(1,308件)

予算:

夜 ¥20,000~¥24,999

昼 ¥10,000~¥14,999

おすすめのシチュエーション

女子会 ★★★★★

デート ★★★★★

会食 ★★★★★

住所:

東京都大田区西蒲田5-20-2

最寄り駅:

JR蒲田駅(西口)から徒歩5分

営業日・時間:

月・火・木・金・土 

12:00〜/18:00〜

定休日:水・日

#お鮨 #鮨 #寿司

#蒲田グルメ #東京寿司

7/19 に編集しました

... もっと見る明治26年から受け継がれてきた『初音鮨』は、130年以上の歴史を誇るだけでなく、今なお進化し続けている点が魅力の一つです。特に大将から受け継いだ仕込みの技術を磨き続ける若いお弟子さんたちの存在が、その味とサービスに新たな息吹を吹き込んでいます。私も訪れた際、目の前で炭火で炊き上げられるシャリの香りや、鮮度抜群の魚を熱で温めながら切り付けるライブ感あふれる調理スタイルに感動しました。 特筆すべきは、噴火湾産のマグロの塊をまな板に置く姿です。その新鮮さと迫力は五感すべてを刺激し、期待感が自然と高まります。特に赤身の澄んだ甘みと、中トロのとろける脂の余韻の対比は、まさに贅沢な味わいの競演。さらにネギトロはシャキシャキのネギと輝く一粒が織りなす遊び心が光り、コハダの程よい酸味と引き締まった肉質も鮮烈でした。 女将さんが創り上げた白亜の洋館風の店舗は、ただの鮨屋では味わえない特別な空間。カウンター席でお鮨を楽しんだ後、二階のダイニングでそら豆のアイスクリームとルイボスティーで締めくくるコースの流れも一連の物語のようで、訪れた誰もが心から寛げる演出だと感じました。 また、夏限定の特別純米無濾過生酒「夏乃(NATSUMO)」が、鮪の脂をさっぱりと流し、飲み心地の良さと鮨の相性の良さを再認識させてくれます。12年連続二つ星獲得、食べログでも高評価を獲得しているお店ですが、その裏には代々受け継がれた技術と、お客様への心遣いがあり続けるのだと確信しました。 訪問前は緊張感もありましたが、その丁寧な接客と落ち着いた雰囲気のおかげで、食事中はまるで親しい友人の家に招かれたような温かさを感じられました。今度はぜひ季節ごとに変わる旬のネタや、若き職人たちの新たな技法も楽しみにリピートしたいと思います。130年の暖簾を守りつつ、新世代が活躍する『初音鮨』は、蒲田の寿司シーンにおいてまさに宝石のような存在です。