カメラ内蔵モニターと外部出力の信号の違い
「カメラのモニターでは完璧な色だったのに、レコーダーで再生したら全然違う」
動画の学校の受講生からの訴えは、映像の現場で繰り返し聞かれる定番の疑問だ。
しかし答えを正確に知っている人は、意外と少ない。
マルチカメラのイベント収録から帰還したばかりのカメラマンが、
収録素材の確認中に気づいた。カメラのモニターでは正確な色だった映像が、
外部レコーダーの再生では眠たく低コントラストな映像になっているという問題だ。
原因は「信号経路の違い」だ。多くのカメラは、内蔵モニターにLog信号を
見やすく変換するLUTを内蔵し、常にモニタリング用の正確な色を表示している。
しかしHDMI・SDI端子からの外部出力は、デフォルト設定ではLog生データが出力される。
このLog信号がそのまま外部レコーダーに記録される。
つまり「カメラのモニターで見ている映像」と「レコーダーに記録されている映像」は、
全く異なる信号だった、ということだ。
解決策は、カメラのHDMI/SDI出力設定を確認し、外部レコーダーへの出力を
Rec.709変換後の信号に切り替えることだ。あるいはLog収録を意図するなら、
レコーダー側もLog対応の環境を整える。
信号の「どこで、何の変換が起きているか」を把握することが、
現場でのトラブルをゼロにする最短経路だ。
これはカメラの設定画面と30分向き合えば、完全に理解できる知識だ。
▶ カメラ出力設定と外部レコーダーの正しい組み合わせを完全解説
https://note.com/videolife/n/nb428d3fba26f?sub_rt=share_sb


































