姿勢と痛みは関係ない

「姿勢が悪いから痛い」

そう思っていませんか?

近年の研究を総合すると、

姿勢と痛みの間に明確な因果関係は示されていません。

現在、有力とされている考え方の一つは、

痛みの背景には

姿勢そのものより「身体の使い方・動きのコントロール」が関与している可能性がある

というものです。

そこで今回は、

リハビリ現場でも使われるスクワット動作を使って、

自分の体のコントロールを簡単にチェックする方法を紹介しています。

【参考文献】

Lederman E.

The myth of core stability.

Journal of Bodywork and Movement Therapies. 2010.

Hartvigsen J, et al.

What low back pain is and why we need to pay attention.

The Lancet. 2018.

Stanton TR, et al.

Motor control dysfunction in chronic low back pain.

Spine. 2004.

Saragiotto BT, et al.

Motor control exercise for chronic non-specific low back pain.

Cochrane Database of Systematic Reviews. 2016.

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1/30 に編集しました

... もっと見る多くの人が「姿勢が悪いから痛みがある」と考えがちですが、最新の科学的研究はこの考え方を見直す必要があることを示しています。実際、慢性的な腰痛などは姿勢単独よりも、身体の使い方や運動の質、つまり動きのコントロール能力が大きく影響しているといわれています。 私自身も以前は姿勢の悪さが痛みの主原因だと思い込み、矯正や姿勢改善に注力していました。しかし、あるときスクワットを通じて、自分の動きのクセや左右差、体重のかかり方に違和感を感じ、そこに問題があるのではと考え直しました。例えば、つま先の開き方や股関節の使い方、腰の丸まりなどを確認しながら動くことで、痛みが軽減した経験があります。 スクワットは単なる筋トレだけでなく、身体の動きのコントロールやバランスを見る簡単なテストとしても活用されています。動きに左右差やブレがある場合、それは姿勢ではなくコントロール能力の低下を示唆しており、リハビリやトレーニングで改善することが可能です。 もちろん、怪我の直後や強い痛みがある場合は、まず医療機関で適切な診断と治療を受けることが大切です。しかし、慢性の痛みに悩む方は、単に姿勢を気にするのではなく、日常の身体の使い方や動きを見直し、スクワットのような簡単なセルフチェックを取り入れてみることをおすすめします。 こうした動きのチェックは自分では気づきにくい部分もあるため、専門家のサポートを受けることで、より効果的に身体の使い方を改善し、痛みの軽減につなげることができるでしょう。これは最新の研究が示す新しい腰痛対策の視点であり、多くの人にとって役立つ知識になるはずです。