「根に持っていること…」
補足!
もちろん、ヘクターはママ・ココに会いたい一心で、悪意なくセシーから衣装を借りていたけど、事情を知らないセシーから見れば、衣装を返さないヘクターを「泥棒」と思うのも無理はないな〜という妄想です。
「ヘクターとは?」と聞かれたら、私の中では『リメンバー・ミー』の物語を“家族の記憶”の方向へ引っ張っていく、すごく人間味のあるキャラクター…という印象が強いです。陽気で口が達者なのに、根っこは寂しさや後悔を抱えていて、そのギャップが刺さります。 ヘクターの魅力って、完璧なヒーローじゃないところ。生前の選択やすれ違いがあって、死後の世界でも「忘れられる恐怖」と向き合っているのがリアルです。だからこそ、ミゲルと行動する場面はコメディっぽく見えても、内側は必死さが混ざっていて胸がきゅっとします。 あと、今回の「衣装泥棒」ネタみたいに、事情を知らない側から見ると“悪い人に見えてしまう”瞬間があるのもヘクターらしいなと。ヘクター本人はママ・ココに会いたい一心で、悪意なく衣装を借りた(つもり)でも、貸した側のセシーからしたら、返ってこない=盗まれたに見えるのは自然です。ここ、観る側はヘクターの事情を知っているから笑えるけど、セシー視点だと結構切実で、そのズレがユーモラスな会話になってるのが面白いところ。 「ヘクター キャラ」としてのポイントを私なりにまとめると、(1)おしゃべりでノリがいい、(2)ずる賢く立ち回るのにどこか不器用、(3)家族への想いが行動原理、の3つ。特に(3)が強いから、誤解されたり疑われたりしても、目的が“誰かに会いたい・思いを届けたい”に直結していて憎めないんですよね。 コミックや会話シーンで「衣装泥棒」みたいな呼ばれ方をすると、つい笑ってしまう反面、ヘクターが背負ってきたものを知ってると、ちょっとだけ切なくなるのもポイント。こういう誤解コメディが挟まるからこそ、後半の感情の波がより大きくなる気がします。 もしこれから見返す人がいたら、ヘクターが“何を言うか”だけじゃなくて、“なぜその言い方になるのか”まで追うと、キャラクターの見え方が変わってさらに楽しめます。
