実はこの作品を描きながら、ずっと考えていたことがあります。
私は建設業界の人間ではありません。
職人でもなければ、
現場で毎日働いているわけでもありません。
それでも、なぜこんなにも建設業界に惹かれるのか。
それはきっと、
「人にしかできない仕事」
を目の当たりにしてきたからだと思います。
どれだけ技術が進歩しても、
最後は人の経験や感覚、判断が必要になる。
その積み重ねで街ができている。
私はそんなブルーカラーの世界が大好きです。
でも、その価値や凄さは、
完成した建物の裏側に隠れてしまうことが多い。
だから私は、
廃材アートという形で、
少しでもその魅力を伝えたいと思っています。
この作品のタイトルは「再建」。
建物を再び建てるという意味だけではなく、
私自身が改めて
「何のために活動しているのか」
を再確認した作品でもあります。
当たり前の景色の中にある、
当たり前じゃない努力。
その価値を、
これからも伝え続けていきたい。
もしこの作品を見て、
少しでも建設業界の見え方が変わったなら、
それ以上に嬉しいことはありません。
私はこの作品『再建』を通じて、普段は見えにくい建設現場の裏側と、そこで働く人々の熱意や努力を改めて考えるようになりました。 特に、ブルーカラーの職人たちの仕事は技術の発展に左右されず、人間の感覚や熟練の経験が不可欠です。現代社会ではデジタル化や機械化が進みますが、建設現場では命を守るための判断や技術が日々積み重ねられています。 作品制作中、私は青色を多用しました。青は作業着の色であり、汗を流し命をかけて働く人たちの象徴です。この色を使うことで、彼らへの敬意と感謝を表現しました。アートはただの装飾ではなく、職人やブルーカラーの道具、廃材を再利用することで彼らの存在を感じてもらえる媒体になっています。 また、『再建』というタイトルには、建物を作り直す意味だけでなく、私自身が何のために作品を作り、伝えたいのかを再認識する気持ちも込められています。こうしたアート活動が少しでも建設業界や職人の価値をより多くの人に伝えるきっかけになれば嬉しいです。 普段は見過ごされがちな現場の苦労や努力、そこで生まれる技術の尊さを、私の廃材アートを通じて感じ取ってもらえたら幸いです。街が完成する裏には無数の人の手と経験があり、その積み重ねこそが真の価値だと私は信じています。これからもブルーカラーの世界に光を当て、楽しんで共有し続けたいと思います。




































