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近づくと消える木の名前、知ってますか?
遠くからは見えるのに、 近づくと見失う。 そんな伝説をもつ不思議な木を 「帚木」(ははきぎ)といいます。 源氏物語三帖の題名にもなった木です。 初恋は実らない、とよく言う。 実らないからこそ美しい、とも言う。 私の初恋も、実りませんでした。 その人の家は知っていたので、 バレンタインの日、 名前を書かずにチョコレートを ポストに入れました。 妹には 「名前も書かずに渡すなんて意味わからん」 と言われました。 それから少し大人になり、 ひとり暮らしをはじめた部屋で、 同僚や先輩とパジャマパーティーをした夜に その話をすると、 「その人が好きだったというより
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3件の「いいね」

🌿 本来の自分に還る二層式ボディエッセンス 🌿
20代後半、 念願だった心理療法の仕事に就いた頃の話です。 スタートは高揚感でいっぱいでした。 催眠療法やカウンセリングを学び、実践しながら、 「心を扱う専門家になれた。 憧れのユングの後を歩ける。」 そんな喜びに胸を膨らませていました。 今思えば、 「あまりにも達観しすぎて、人生がつまらなくなったらどうしよう」 などと、少しおかしな心配までしていたほどです。 けれど現実は、その想像とはまったく違いました。 たくさんの方の悩みや苦しみに触れるうち、 まるで自分の経験であるかのように、 その痛みが少しずつ心に積み重なっていったのです。 気づけば、心も身体も疲れ果てていました。
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3件の「いいね」

🌸 涙の瓶から生まれた「ティアドロップスプレー」
幼い頃、ふと心に浮かんだ 不思議な記憶があります。 まだ、この世界に命を授かる前―― 私は、眩い光の中にいました。 そして、予定日より一ヶ月も早く 地球への旅を決めたとき、 小さな存在から ひとつの「涙の瓶」を 手渡されたような気がするのです。 その中には、 透明な雫が、たくさん入っていました。 これは「涙の雫」なのだと、 なぜか理解していました。 「この涙の雫をすべて使いきったとき、 地上に星の花を咲かせることができる」 肉体を持つ前の私は、 どこかでそう知っていたのです。 だから―― 暗く、窮屈なトンネルを抜け、 まばゆい光が差し込んだその瞬間、
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6件の「いいね」

宇治川で感じた浮舟の気配🌸桜餅のような春ブレンド精油レシピ
十代の頃、はじめて 『源氏物語』宇治十帖を読みました🌸 雅な世界に惹かれて読み進めたのに、 あの頃の私は、浮舟の揺れる感情にまったく共感できませんでした。 なぜそんなに揺れるのか。 なぜ答えを出さないのか。 そして、あの終わり方の究極の余韻に、 少し苛立ちさえ覚えていた十代の春。 けれど時を重ね、 切なさや、言葉にならない想い、 ひとつに定まらない心の揺らぎを少しずつ体験して、 今ならあの物語の静かな余白が、 ほんの少しわかる気がします。 人生もまた、物語のように すべてをはっきり結末づけなくてもいい。 その先をどう紡ぐかは、 いつだって自分で創造できるから。
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4件の「いいね」

私だけの桜が「ひらく刻」
🌸 今日、私だけの桜が満開に咲いた 十代の頃の私は、 桜でたとえるなら—— 固く閉ざされた蕾でした。 本当の自分を咲かせるのが、 どこか怖かった。 演じている自分のほうが、 ずっと安心だったから。 読書が好きなのに、バスケ部を選んで。 ひとりが好きなのに、群れていた。 好きでもない人に告白してみたり、 好きな人には大嫌いと言ってしまったり。 掃除の時間はほうきをマイクにして 聖子や明菜の歌を振り付けつきで歌って、 はしゃいでいた。 そんないちびっていた十代の頃の愛読書は、 源氏物語。  本当
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7件の「いいね」

あの頃の私を、いまの私が抱きしめるサムサラ・オマージュ完成
社会人1年目の私を包んでくれた あの深く、甘く、静かな官能。   ゲランの サムサラ。 完璧な再現ではなく、 “いまの私が感じるサムサラ”を作る。 そう決めて、 何度もブレンドを重ねました。 そして、 ついに完成しました。 🌹 サムサラ・オマージュレシピ(精油ブレンド) 【深い温もりと艶をまとうブレンド】 ■ サンダルウッド … 4滴 (静かな祈りのようなベース) ■ イランイラン … 2滴 (とろける甘さと女性らしさ) ■ ジャスミン(abs)… 1滴 (艶と気高さ) ■ ベルガモット … 1滴 (光を差し込むトップ) ■ バニラ(CO2 or アブ
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5件の「いいね」

あの頃の私を包んでくれた香り ― サムサラ
社会人1年目のころ。 私はまだ、自分に自信なんてなくて、 大人の女性がまとう世界に、ただ憧れていました。 そんな私に、ある日、 素敵な女性の先輩がプレゼントしてくれたのが **「サムサラ」**という香水でした。 その香りは、 甘くて、深くて、少し官能的で。 「こんな香りが似合う女性になれたらいいな」 そう思いながら、  先輩から教えてもらったつけ方で、 サムサラを纏い出かけました。 その帰り道。 すれ違った見知らぬ男性に、 なんと、 「……いい香りですね。」 声かけられたんです! 少し大人で いい感じの方でした。 でも私は、どうしていいかわからず、
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記憶に咲く香りの物語。 心に彩りと癒し、 そして人生を導いてくれた徒然を アロマレシピにのせて綴ります Instagram▷@aromanmichico