The declining sun Yorushika
I tried singing Yorushika's sunset!!
ヨルシカの「斜陽」は、ただ“暗い曲”というより、夕暮れの光みたいに優しいのに切ない温度がある曲だなと思っています。私が歌ってみたときも、感情を強く出しすぎると重くなりすぎて、逆に淡々としすぎると歌詞の景色が消える感じがして、そのバランスが一番難しかったです。 歌詞の中で特に刺さったのが「頬色に茜さす日は柔らかに爆ぜた」みたいな、夕日の色と心の揺れが一緒に来る表現。茜色ってあたたかいのに“終わり”の時間でもあるから、幸せと喪失が同時にある瞬間を言ってるのかなと解釈しました。あと「静かな夕凪の中」「はにかむ貴方が見えた」みたいな、静止した景色の描写が多いのに、心の中はずっと動いているのが「斜陽」らしさだと思います。「一つは愛せるのに」という言葉も、誰かを大切にしたい気持ちと、自分の不完全さ(全部は抱えられない、救えない)を認めてしまう苦さがあって、聴くたびに胸がきゅっとなります。 「太宰治の『斜陽』と関係ある?」と気になる人も多いと思うんですが、私は“時代の終わり”とか“価値観が傾いていく感覚”をタイトルで重ねているのかな、と受け取りました。小説を直接なぞるというより、斜陽=傾きゆく光のイメージを借りて、個人の終わり(恋、青春、居場所)にも当てはめられるようにしている感じ。だからこそ、聴く人それぞれの「斜陽(終わっていく何か)」に重なるんだと思います。 音域については、体感だとサビで一気に張るポイントがあって、息の支えが甘いと声が薄く聴こえやすいです。私は①Aメロは息多めで囁く寄り、②サビは母音を前に出して響きを太く、③語尾は抜きすぎず“余韻”を残す、を意識すると歌いやすかったです。もしキーがきついなら、無理に原キーにこだわらず、歌詞が聞き取れるキーに下げる方が「斜陽」っぽい繊細さが出ると思います。 この曲が伝えたいことは、私にとっては「終わりに向かう光の中でも、誰かを想う気持ちは確かに残る」みたいなこと。明るくないのに、最後に少しだけ“やわ”らかい救いがある。その余韻が好きで、何度も聴き返してしまいます。































































