かぎ編み作り目はじめ方
くさり編みの最初って、どうしても「この結び目、気にならない?」って位置にコブができやすいですよね。私もあみぐるみを編むと、輪の始まりや引き抜きの近くでそこだけ目立って写真でも分かるのがストレスでした。ここでは“作り目が無いみたいに見せる”ために、私が意識しているポイントをまとめます。 まず大事なのは、最初の糸端(余り糸)をどこに逃がすか。くさり目の編み始めで糸端を短くしすぎると、結び目周辺が硬くなって形が崩れやすいです。私は10〜15cmくらい残しておき、編み終わりに「結び目をほどく」よりも“目の裏に分散して隠す”イメージでとじ針処理しています。こうすると作り目が一点だけ膨らむのを防げます。 次に、立ち上がり(最初の目)を目立たなくするコツ。細編みなら立ち上がり1目、長編みなら立ち上がり3目…と教科書通りにすると段差が出ることがあります。私は、作品によっては立ち上がり鎖を「最初の1目として数えない」方法に変えて、1目めを同じ位置に編み入れて段差を減らします。最後に引き抜く場所も、真正面ではなく“目立たせたくない側”にずらすと、あみぐるみの継ぎ目がかなり自然になりました。 そして低クリックの悩みに多い「余り毛糸の太さがバラバラ」問題。太さが違う糸を混ぜると、最初の作り目や結び目が余計に強調されがちです。私は太い糸に合わせてかぎ針号数を決め、細い糸は2本取りにするか、編み始め数段だけテンションを少しきつめにして目をそろえます。見た目のムラが減ると、作り目の存在感も薄れます。 最後に、引き抜き編みが目立つときは「引き抜く糸を強く引きすぎない」こと。ギュッと締めるとそこだけ沈んで影ができ、結び目・作り目周辺が目立ちます。引き抜きは形を整える程度にして、次の段の最初でテンションを合わせるのが私には合っていました。 このあたりをセットで見直すと、「作り目が無い」みたいにスッキリした編み始めに近づきます。気になる作品で一度だけ試し編みして、いちばん目立たないやり方を自分の定番にするのがおすすめです。


















































