最近色々なものが出荷調整ですが
実は、本当にない場合と、買い占めによる不足の場合があり、
どうやら、一部の出荷調整は買い占めによるものを避けるためのようですね。
ユヤマさんからも告知が出ておりまして
「中東情勢の緊張により、原油および石油由来の原材料・資材の調達について懸念が取り沙
汰されておりますが、分包紙の製造に使用する原材料につきましては十分に確保できており
製品の供給に影響はございませんので、どうぞご安心ください。」
とのことです。
だから、「ないから」の出荷調整ではなくて、不要な買い占めを防ぐためのもののようですね。
とはいえ、本当にないものもあるので困ったものです。
また、プロペトの逆ザヤについてですが、
結局容器に入れて出していて、容器が薬局持ちならあまり変わらないかも?
どうなんでしょうね。
それより 、ここに手間を取られるくらいなら、プロペトくらいマイナスでもいい!となるのかも?
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また、ステロイドをワセリンなどで薄めても効果は変わらないから意味がないと言われることがありますが、この受け取り方にはちょっと誤解が生じがちで
軟膏中のステロイドは、基剤に溶けている分と「結晶」として存在している分が平衡状態にあり、この結晶は、皮膚に吸収された分を補う「薬物供給源」として機能するが(これが、効果は変わらないと言われる所以)
もうちょっと詳しい話になると『ワセリンで薄めると「ルシャトリエの原理」により、本来ストックであるはずの結晶が基剤に溶け込んでしまい、その結果、皮膚に吸収された分を補う仕組みが損なわれ、薬物がすぐに枯渇して治療効果が持続しなくなる恐れがある』とのことです。
ルシャトリエの原理・・・記憶にない・・・
また、薄めても強さのランクが下がるわけではなく、成分や基剤の組み合わせによっては期待する効果を発揮できないということになりかねません。
成分によっては2倍に希釈しただけでも血管収縮効果(抗炎症作用の指標)が著しく低下するというデータもあります。
ステロイドの臨床効果は、病変部への「薬物の累積透過量」で決まるため、ワセリンで希釈すると、この透過量が減少するため、炎症を十分に抑えられなくなる可能性もあるとのことです。
また逆に、弱めるどころか強めることもあるそうです。
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それから、保湿効果も同時に得ることを目的にミックスされることが ありますが、
ヘパリン類似物質などの保湿剤を白色ワセリンで2〜4倍に希釈すると、単独で使用した場合に比べて保湿効果が有意に低下するという研究結果もあるようで、
とにかく「混ぜるのは、塗布回数を減らし手間を省き、アドヒアランスを高める」という目的で
妥協によるものと考えた方がいいのかもしれません。
というわけで、さまざまな混合について、確固たるエビデンスによって混合を決めているのならいいのですが、おそらくそうではないことも多そうなので
要は、”無駄には” 混ぜさせないで・・・と思うのであります。
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以上薬剤師Norikoでした( •ᴗ• و(و"
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最近、分包紙の出荷調整についての話題が多くなっています。実際のところ、全てが物理的に不足しているわけではなく、一部は買い占めを防ぐための措置が主な理由とのことです。私も調剤薬局で働く中で、分包紙や容器の消耗品の管理が薬局運営に影響することを肌で感じています。 買い占めが疑われる場合には、薬局側も無駄づかいを減らすために工夫が必要です。例えば、分包紙のサイズ設定を見直して、薬の錠数に適した長さで固定することは、節約につながります。アンケート結果によると70mmを基本に使う薬局が多いようですが、錠数によって臨機応変にサイズを調整することも重要です。 また、プロペト(白色ワセリン)を軟膏に使う場合の逆ザヤ問題も気になりますが、薬局負担が大きい場合は、省力化のためにある程度のマイナスを許容する職場もあるようです。私も経験上、薬局の負担と患者さんの利便性のバランスを考えながら対応しています。 さらに、ステロイドをワセリンで希釈することの是非もよく議論されます。表面的には「効果が変わらない」と聞きますが、実際には「ルシャトリエの原理」により基剤に溶け込む結晶が減り、持続的な効果が落ちる可能性があります。実際の臨床では、希釈の度合いや組み合わせにより血管収縮効果が大きく変わることもありました。患者さんには希釈のメリット・デメリットを正確に伝えることが大切です。 保湿剤とワセリンの混合についても、保湿効果が低下する場合があるという研究報告がありますので、混合する目的や根拠を明確にしたうえで調剤するよう心がけています。 こういった情報は新人薬剤師さんだけでなく、ベテランの方も再確認できる内容だと思います。調剤薬局の現場では日々変化する資材の状況や患者さんのニーズに応えるために、柔軟かつ正確な知識が求められます。私自身もこれからも情報収集を続け、より良い調剤サービスに役立てたいと思っています。











