【五味という名の春の旅へ。丸の内で味わう東京フレンチの真髄】
春の訪れを告げる花々が出迎えてくれる、
ミクニ マルノウチさんへの再訪です🌸
今回のコースは、春の旬の食材を纏った “Voyage”〜五味への旅〜。
一皿ごとに異なる味覚の扉を開きながら巡るこの旅に、
ソムリエの宮原さんのユーモアあふれるプレゼンテーションが彩りを添え、
終始心が弾む時間でした。
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✅三國清三シェフがプロデュースをする”東京フレンチ”
江戸東京野菜をはじめとする地産地消への揺るぎないこだわりと、
シェフたちが自ら試食を重ねて厳選した旬の食材を、
クラシカルな技法で丁寧に仕上げる一皿一皿に、料理人としての誠実さが宿る。
✅フラワーアーティスト細沼光則氏が手がける圧巻の花の空間
「ザ・リッツ・カール トン東京」エグゼクティヴ・フラワーアーティストなどを経た細沼氏による季節ごとに表情を変えるフラワーアレンジメントが食卓を彩り、ガラス越しの丸の内の景色とともに、五感すべてが解き放たれるような非日常を演出してくれる。
✅ソムリエ宮原さんによる、料理との対話を深めるワインの案内
テーブルに豊かなストーリーを届けるセレクトと、食材への愛が伝わるウィットに富んだ語り口が、食事をより一層記憶に残るものにしてくれる。
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ダイニングの中央には、
会場を華やげる大きなフラワーアレンジメントがあり
季節を楽しめるので鑑賞が毎回楽しみです。
お食事はゆったり楽しめる個室にご案内いただきました。
今回の旅の始まりは、アミューズの「塩味」から。
会津若松産の桜肉と鬣のタルタル、パルメザンと
黒胡椒のサブレが小さな一皿に春の凛とした空気を閉じ込めていました。
続く苦味は、春の使者・初鰹。
昆布で締め、スモークをかけた一皿がテーブルに到し、
目の前で蓋を開けていただいた瞬間に香りが広がります。
江戸前ハーブと柑橘のサラダ、
苦菜オイルのコンディモン(自家製調味料、薬味)が、
初鰹の力強い旨みと心地よく絡み合い、
春の苦みが凛と際立ちます。
そして、この季節だけに許された主役
——ホワイトアスパラガス。
イタリア産のそれは驚くほど太く、
ソテーされた香ばしさのなかに
ぎゅっと凝縮された甘みがあります。
ジャンボンオーベル ニュと
ソース ベアルネーズの塩味と酸味がアクセントとなって、
素材の潔い美しさを引き立てていました。
甘味のスープは新玉葱の冷たいポタージュ。
白く澄んだ美しい一椀に、
アオリイカのティエドが温かみをそっと添えています。
新玉葱の甘さはとても上品で、
口に含むごとにほんのりやさしく
ほっと心が落ち着く一皿です。
旨味のお魚は、メバルのポワレ。
ズワイガニと春野菜のリゾットの上に凛と立つその姿は、
写真に収めたくなる美しさです。
ソース アメリケーヌが皿全体を豊かにまとめ上げ、
春野菜の緑が目にも鮮やかでした。
そしてメインの肉料理は、
鉄鍋ごと運ばれてくる朴葉の包み焼き。
蓋を開けた瞬間に広がる朴葉の香りは、
まるで山の空気を丸ごと受け取るようです。
シェフが幾度もの試食を重ねて選び抜いたという
黒毛和牛フィレ肉は、
繊維の一本一本から旨みが滲み出るほど柔らかく、
蕗の薹のマルシャン ド ヴァンとの取り合わせが
春の山野をそのまま皿の上に描いていました。
デザートは、いちごとカルダモンのソースを纏ったヴァシュラン。
透明なガラスの器に、雲のように積み上げられたメレンゲ。
その繊細な白さの下に、春苺の鮮やかな紅。
目で見ても美しく、口に含むと軽やかで、
春の終わりを惜しむような余韻が残りました。
🍷ワインについて
乾杯は、
シャンパーニュ アンリ・ブラン
“キュヴェ・ド・レゼルヴ シャルル・ヴェルシ”。
ピノ・ムニエ種75%、
シャルドネ種20%、
ピノ・ノワール種5%で造られ
フレッシュさとエレガントさが
非常にバランスのいいシャンパンでした・
ムニエ主体のフルーティーでまろやかな泡が、
コースの幕開けを華やかに告げてくれました。
白ワインは、
オーストリアの名門ワイナリー
マイヤー・アム・プファールプラッツの
「ベートーヴェン交響曲第9番」ラベル。
このワインのぶどう
なんと人より羊の数の方が多い
大自然の中で育てられているそうです。
グリューナー・ヴェルトリーナー特有の
白胡椒のニュアンスとすっきりとしたキレが、
日本酒を思わせるほどの清潔感で、
春野菜のお料理と絶妙に合いました。
赤ワインは、
イタリア・アブルッツォ州のヴェネア
「アルビーノ・ロッソ」。
チェリーやベリーの果実味が穏やかで、
渋みも控えめ。春のフィレ肉に寄り添うようなやさしい赤でした。
宮原さんが一本一本に込められた
ストーリーを語ってくださるおかげで、
ワインがより立体的に感じられ、
ペアリングの楽しさを改めて知る夜になりました🍷
今回も素晴らしいひとときをありがとうございました。
🍽️”Voyage” Chef’s Recommendation 〜五味への旅〜
16,940円(税込)
Amuse(塩味)
会津若松産 桜肉と鬣 キャビアのタルタル/パルメザンチーズと黒胡椒のサブレ
Hors d’oeuvre(苦味)
昆布〆した初鰹の燻製 江戸前ハーブと柑橘のサラダ
Hors d’oeuvre(酸味)
ホワイトアスパラガスのソテー ジャンボンオーベルニュ ソース ベアルネーズ
Soupe(甘味)
新玉葱の冷たいポタージュ アオリイカのティエド
Poisson(旨味)
メバルのポワレ ズワイガニと春野菜のリゾット ソース アメリケーヌ
Viande(塩味)
黒毛和牛フィレ肉 朴葉の包み焼き 蕗の薹のマルシャン ド ヴァン
Dessert
華やかなヴァシュラン いちごとカルダモンのソース
Cafe & Mignardises
🍷ワイン
① H.Blin Champagne Cuvée de Réserve Charles Vercy
② Mayer am Pfarrplatz Beethoven Symphony No.9(グリューナー・ヴェルトリーナー)
③ Venea Arbino Rosso Terre di Chieti(モンテプルチャーノ)
『mikuni MARUNOUCHI(ミクニ マルノウチ)』
✨OPEN 2009年9月3日✨
Googleクチコミ 4.1点(272件)
一休 4.09点(75件)
食べログ 3.48点 (387件)
予算:
夜 ¥15,000~¥24,999
昼 ¥10,000~¥14,000
おすすめのシチュエーション
女子会 ★★★★★
デート ★★★★★
会食 ★★★★★
住所:
東京都千代田区丸の内2-6-1
丸の内ブリックスクエア ANEX 2F
最寄り駅:
JR東京駅 南口より徒歩4分
営業日・時間:
ランチ 11:00~15:30(L.O.14:00)
ディナー 17:30~23:00(L.O.21:00)
定休日 不定休
















