常世の夢の歌詞
誰かが先を歩いてる
僕の心に 侵食してくる「君」がいる
「違う」と拒んだって
吐き出す息の温度から 融(と)かされていく
(不快な耳鳴り)
振り向く前に
僕の喉が 勝手に笑うのやめてよ
ほら見ろよ
僕より美しく壊れた「君」が
最初から ここにいた
[Pre-Chorus]
「おいで」と手招く
僕の形をした「君」
なのに胸が
内側から 掻きむしられた
「嫌だ」と叫ぶ喉を塞がれ
足は勝手に 向こうへ従う
[Chorus 1]
常世の闇へと堕ちてゆけ
現世の僕を殺していけ
黒い「君」が笑う
足跡がひとつ
またひとつ
僕の輪郭が濁っていく
オリジナルだけ薄れていく
帰り道なんて
どこにも残っていないのに
記憶ごと毟(むし)り取られる
あの化け物が僕を
食い尽くしていく
[Verse 2]
思考回路が
空へ昇って
僕の居場所を奪っていく
あの背中を追いかけるたび
心臓の拍動(リズム)がひとつ 狂っていく
癖も 声も この最低な過去さえも
全部向こうが美味しそうに貪る
偽物のほうが
上手くなってく
もう僕より「僕」を狂いこなしてる
[Pre-Chorus 2]
鳥居を越えて
反転した世界
僕が先に立って
僕を「でき損ない」みたいに嘲笑っていた
[C-Melody]
僕の名前を呼んだのは誰?
「ずっと君だよ、不純物の方の」
僕をここまで連れてきたのは誰?
「君が生きるのを諦めたからだろ?」
僕の声で
「もういらないよ、そんなに苦しんで」
下駄の音がふたつ
激しく重なって、ひとつに潰れた
――ああ、そうか
君は最初から
僕になるための 抜け殻だったんだ
[Bridge]
やめろ 触るな 僕のものだ
この泥まみれの痛みも この孤独も!
「でも君、それ捨てるためにここに来たんでしょ?」
壊してやる 全部壊してやる
僕を僕たらしめる この不完全な心を!
「いいよ、じゃあ僕が代わりに愛してあげる」
[Chorus (Final)]
常世の闇へと堕ちてゆけ
現世の僕を殺していけ
黒い君が笑う
いや、笑っているのが「僕」だ
足跡がひとつ
またひとつ
もう僕の頭じゃ思い出せない
花びらばかりが舞い散って
季節すら置き去りにして
僕はここにいるのに
誰も僕を「僕」と呼んでくれない
サヨナラ手を振って
……でも本当は
離したくなんて、なかったんだ
新曲の常世の夢の歌詞です 。まだ曲全体は僕しか知りませんが笑
最初は「常世へ誘う巫女」の曲だった。
でも制作を進めるうちに、主役は巫女ではなく「僕の形をした君」へ変わっていった。
この曲は神隠しの物語ではなく、自分自身に侵食されていく物語になった。
次はどの部分を公開するか、まだ秘密ですけど。笑

















































