The Little Witch’s Lesson ハロウィン特集⑥ みんな修行してるといいなあ…
「適〇観の秘密な修行」って、私は“才能や根性だけじゃなくて、自分に合うやり方(=適〇観)を見つけていく訓練”のことだと解釈しました。今回の「The Little Witch’s Lesson」は、まさにその雰囲気。派手な必殺技というより、地味だけど確実に効く「基礎の積み重ね」がテーマに見えて、読んでいて刺さりました。 まず、私が一番好きなのが「気楽に、ただ楽しんで飛んでいる」という姿勢。修行って聞くと、つい“追い込み”のイメージになりがちですが、上達の入口は案外ここだったりします。緊張して身体が固まると、体重移動も視線の置き方も全部ぎこちなくなるので、最初はうまくやろうとしすぎないのがコツ。私も何か新しいことを始めた日は「今日は空に慣れる日」みたいに、目的を小さくしてます。 次に、「体重を移して」「こんな感じ!」のくだり。適〇観の修行って、正解を一発で当てるより、試してズレて、また微調整する作業なんですよね。私は運動でも勉強でも、うまくいかないと“自分がダメ”って結論にしがちでした。でも本当は「今のやり方が違うだけ」。作中の「いいよ、いや、待って、ちょっと違う」っていう言い直しが、それを優しく教えてくれている気がします。 さらに「風を取り除いて」「うーん、もう少し」。ここ、地味に重要ワードだと思いました。風=外乱だとすると、修行って“自分の状態を整える”ことでもあるんですよね。私は集中できない日は、環境の風(通知、騒音、予定の詰め込み)を先に減らします。いきなり意志でねじ伏せない。風を取る→少し楽になる→動ける、の順番にすると失敗が減りました。 そして最後の「一度に一回の転倒で」「それが魔女が学ぶ方法」。これが“秘密”なんだと思います。転ばない方法を探すより、転んだ後に回収できる仕組みを作る。私は新しい挑戦をするとき、①何で転んだかメモする、②次は1つだけ変える、③できたら自分を褒める、の3点セットで回しています。転倒を記録すると、同じミスを“物語”に変えられて、ちょっと楽になります。 もし今「適〇観の秘密な修行」を探しているなら、派手な近道よりも、楽しみながら小さく試して、風を取り除いて、転倒を一回ずつ拾っていくこと。魔女見習いのレッスンは、そのまま私たちの練習ノートにもなるなと思いました。


