2026年、“光の時代”が幕を開ける。
生成AIがもたらしたデータ爆発。
半導体と電力の限界を超える鍵は、
電子から「光」への転換。
光通信・光半導体・光メモリ・光電融合・シリコンフォトニクス・量子通信……。
速度。省電力。低遅延。
かつてないパフォーマンスを可能にする“光の技術”が、
次の産業インフラになる。
関連銘柄:
アドバンテスト / santec / NEC / 日立 / AGC / 住友電工 / 古河電工 / 三菱電機 / 浜松ホトニクス ほか
市場はまだ静かだが、光はすでに走り始めている。
「光の時代とは?」を自分なりに噛み砕くと、エネルギーと速度の壁が見え始めた結果、情報処理の主役が“電子”から“光”へ寄っていく流れのことだと思っています。生成AIの普及で、学習も推論もデータ量が一気に増えましたよね。するとボトルネックになりやすいのが、計算そのものよりも“データを運ぶ・つなぐ・待たせない”部分。ここで光通信やシリコンフォトニクス(シリコン上で光を扱う技術)が効いてきます。 私が注目して見ている論点は3つです。1つ目は「速度と低遅延」。データセンター内のサーバー間、ラック間、拠点間で遅延が積み上がると、AIの体感性能もコストも悪化します。2つ目は「省電力」。電子で無理やり高速化すると発熱・電力が跳ね上がりがちですが、光電融合(電気と光を組み合わせる)で“運ぶところは光”に寄せられると、電力効率の改善が期待できます。3つ目は「スケール(増設しやすさ)」。データセンターは拡張が前提なので、光インターコネクトや光メモリなど周辺技術が成熟すると、インフラとしての採用が進みやすい印象です。 「世界量子デー」などで量子通信が話題になりますが、投資目線では“量子=すぐ売上”というより、まず光通信や光半導体の延長線で、計測・レーザー・光学部品といった基盤が積み上がる方が現実的に感じています。浜松ホトニクスのような光の検出・計測領域は、光通信そのものだけでなく周辺需要も拾いやすいので、テーマを広めに捉えるのも手です。 銘柄を見るときは「どのレイヤーで強いか」を分けてチェックしています。例として、検査・測定(アドバンテストなど)、光デバイス/部材(AGC、住友電工、古河電工など)、システム/ネットワーク(NEC、日立など)、光学・センサー(浜松ホトニクス)、さらに光トランシーバー周辺で名前を聞くsantec…というように、“光通信・光半導体・光電融合・シリコンフォトニクス”のどこに位置するかで見え方が変わります。 2026年に何が起こるかを断言はできないですが、少なくとも生成AIが続く限り「速度・省電力・低遅延」を同時に満たす技術は求められます。市場が静かなうちに、各社の決算資料で「データセンター」「光」「フォトニクス」「インターコネクト」「量子」あたりの言及回数や設備投資の方向を追うのが、私には一番しっくりきました。


























