自分を大切にすることが、家族を大切にすることだった
「自分のことは後回しでいい」と、ずっと思っていた。 子どものご飯を先に用意して、自分は冷めたものを食べる。体調が悪くても、家事は手を抜けない。やりたいことがあっても、「お母さんだから」と自分に言い聞かせて、そっと引き出しの奥にしまってきた。 それが愛情だと思っていた。でも、この本を読んで、少し考えが変わった。 人は案外、浅智慧である。世の中にたった一つしかない宝を一番粗末にしている。その宝は、己自身である。 自分という存在を、自分が一番粗末にしていた。体を省みず、なまければ体は弱る。健康を蔑ろにすれば、命を縮めることになる——そう書いてあって、思い当たることがたくさんあった。 そし