第6話「俺の過去を知る女」
第6話
「俺の過去を知る女」
50代 旅人 貯金ゼロ
どうも、女に拾われた男です。
〜前回までのあらすじ〜
2022年、真冬。
日本一周を歩いていた俺は、
偶然ガストで出会った
チャネラーだという女性に
こう言われた
過去の俺は、
ターバンを巻き、
麻袋を積んだロバを引き、
砂漠で行商していた、と。
「袋の中は岩塩ね。
自分で掘って、
オアシス目指して歩いてる」
──鳥肌が立った。
過去に
何人ものチャネラーに見てもらった。
だが、しっくり来たことは一度もなかった
この女性は、違った。
本物だと、直感でわかった。
実は俺、
本気でロバを手に入れたいと
考えていた。
荷物を載せて旅したら、
楽だし、目立つし、映える。
でも、どこで手に入れる?
餌は?
うんこは?
そんなことを
真剣に考えていた。
そして俺は、
金はないくせに、
なぜか塩だけは妥協しない男だった。
海岸線を歩く旅の途中
天然塩を見つけるたび、
値段も見ずに買っていた
この物語を読んで、私も人生の中で“過去”や“運命”に深く思いを馳せることが増えました。特に筆者が経験したチャネラーとの出会いは非常に印象的で、私自身もスピリチュアルな視点を持つ方々と接する機会がありましたが、過去世を通じて現在の自分を見つめ直すという考えは心に響きます。 筆者が語る「ロバを手に入れたい」という明確な夢は、単なる行商の道具以上の意味を持っているのだと感じました。私もかつて旅をした際、荷物の重さに苦労した経験があり、筆者のようにラクに旅ができたらどんなにいいだろうと思ったものです。そして、筆者がこだわった「岩塩」もただの調味料ではなく、旅の中での精神的な支え、あるいは象徴のように感じられます。 また、50代という人生の節目でこうした自己探求をしている姿にはとても共感します。私も年齢を重ねるにつれ、過去の出来事や選択が未来にどうつながるのかを考え、自分のルーツや曖昧だった記憶を見つめ直すことが多くなりました。スピリチュアルに興味がなくても、自分を見つめ直すタイミングとして読んでみる価値は十分にあると思います。 さらに、旅の途中で天然塩を見つけては値段を気にせず買い求めるというエピソードは、実に人間味がありリアルです。私も旅先で特別な何かに出会い、それを大切にした経験があり、その感覚に深く共鳴しました。旅の中で目にする小さな発見やこだわりが、その人の物語を豊かにしていくのだと思います。 この話をきっかけに、自分の過去や今の生き方をスピリチュアルだけでなく、日常の視点からも掘り下げてみようと感じました。筆者のように人生のどの段階でも自分探しの旅は続けられる、というメッセージに励まされる読者も多いのではないでしょうか。








