51歳、それでも。大阪市中心部で一戸建てを建てる。第12話
第12話 駅から2分、冬には陽が当たらない土地
ノートに住みたい街や予算を書き出してから、私の土地探しは、さらに具体的になっていった。
毎日のようにSUUMOを開き、条件に合う土地が出ていないかを確認する。
希望していた街であること。
駅から近いこと。
生活に便利なこと。
将来も価値が残りそうなこと。
そして、自分自身がそこで暮らしたいと思えること。
そんな条件を重ねながら探していると、気になる土地が見つかった。
最寄り駅から徒歩2分。
大阪市内の中心部で暮らしたいと考えていた私にとって、その近さは大きな魅力だった。
駅を出てから、ほとんど歩かずに家へ帰ることができる。
雨の日も、荷物が多い日も負担が少ない。
将来、年齢を重ねたときにも、駅に近いことは大きな価値になる。
「ようやく条件に合う土地が見つかったかもしれない。」
そう思った。
掲載されてから、すでに時間がたっていた。
不動産会社へ問い合わせると、購入の話がかなり進んでいる人がいて、そのあとにも待っている人がいると聞いた。
迷っている時間は、それほどないのかもしれなかった。
しかし、説明を聞く中で、気になることが2つあった。
まず1つは、日当たりだった。
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