「カルマは偶然に勝てるのか?仏教と不条理の交差点」
もしもカルマの教えが事実なら、小学生や中学生の時に善行を積んだ子供達は、社会人や老人になって良い経験をしたり、幸福になってたりしなければおかしい。逆もまた然りで、学生時代にヤンチャして、暴力やバイクで暴走行為したり、カツアゲを行った人達は、社会人になってから不幸な目にあっていなければおかしい事になる。しかし皆生きていて他者を観察してれば誰でもわかる事なのだが、現実はそうなっていない事も多い。学生時代にいじめられてる子を助けたり、ボランティア活動したりしてた人達が不幸な目にあったり、どう見ても学生時代にいじめや暴力、窃盗等を行ってた人達が幸運に見舞われたり、幸福な人生を送っている事も多い。私は20歳くらいの時に同級生を2人勤務中の事故で亡くしたが、彼等は学生時代に悪行を行っていた訳でもないし、特に善 行を行ってた訳でもない。高校と大学、次から次へ彼女を乗りかえ、遊びまくってた同級生がいたが、彼がとりたてて善行を行っていたという記憶はない。つまり私達が幸福になるか、不幸になるかは、善行をしたからとか悪行を犯したからそうなるのではなく、全て偶然に支配されているのだ。
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