ピッキングは誰の仕事?
最近派遣を楽しんでいるのですが、派遣先で仕事の分担が色々なので
アンケートを取ってみました。
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ピッキングをしているのは?
・主に事務さん:1099 票
・たまに事務さん:937 票
・薬剤師のみ:487 票
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でした。
SNSでたまに薬剤師への不満コメントを見つけます。
それを見ると、おそらくお互いにコミュニケーションが取れていないか
仕事の負荷に不平等があるか
あとは、「ピッキングは薬剤師の仕事」という昔のイメージが残っているのかなーと思ったりします。
私は投薬もピッキングもどちらも好きなんですが、
実際、投薬よりもピッキングの方が好きという薬剤師は多い印象です。
それはなぜかというと、投薬の方が精神的なストレス負荷が高いからではないかと思います。
もちろん、ピッキングも物を間違わないように、数を間違わないようにと神経を使いますが、
最終的に投薬者がもう一度確認するという気持ちもあると思います。
結局最終的な責任は、監査者か、最後の投薬者、つまり薬剤師が負うことになります。
ピッキングの負担としては神経も使いますが、動き回って体力的な負担が大きいと感じます。
また、最近は出荷調整の対応など、以前よりも面倒な仕事が増えていますしね。
だから、単純な仕事とは思いません。
ただ、ピッキングはとにかく場所が分かっていれば誰がやっても変わらないというのも事実で、
速さや精度は薬剤師かどうかは関係なく、その人のスキルによるものだと思います。
実際、慣れた事務さんは薬剤師よりもピッキングが速くて正確でしょう。
もちろん、薬剤師がピッキングに入ることで
ピッキングの最中に問題点を発見して、すぐさま疑義照会に移るなどができるメリットがありますが、
そのパターンは実際にはそれほど多くないため、やはりとりあえず誰がやってもいい、となるのだと思います。
このようにピッキングのみに関して考えると
「誰がしても良い仕事」ですが、監査や投薬などは薬剤師にしかできない専門分野ですし
一方で、調剤薬局での複雑な事務業務は事務さんの専門知識に多くの薬剤師は叶わないでしょう。
(一人薬剤師などだとなんでもできる薬剤師がいますけどね)
結局のところ、不満の原因はピッキングを誰がやるかということよりも
仕事の負荷が偏っていないか
なぜその仕事をそのように分担しているのかという認識の共有はできているのか
コミュニケーションを取り、お互いに助け合っているかなどが重要なんじゃないかと思います。
薬剤師が手が空いていれば、ピッキングでも、ゴミ出しでもなんでもやればいいと思いますし
それをやるくらいなら、薬剤師にしかできない仕事をして欲しいと言われるのなら
そういった仕事を見つけて積極的に貢献するしかないですね。
派遣に行って感じるのは
雰囲気がいい薬局は、とにかくコミュニケーションが取れており
仕事も助け合いながらできているということですかね。
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ところで、海外に目を向けると
アメリカは主に調剤専門の「テクニシャン」という資格があり、
ある程度の知識を持って調剤ができるようになっており、一般の事務さんよりも給料は高いようです。
またイギリスでは「テクニシャン」「アシスタント」に分かれ、
薬剤師の業務は現場の監督と、専門知識を必要とする仕事に限られており、人数的にも圧倒的にテクニシャンやアシスタントさんが多いようです。
いずれにしても、日本と異なり「資格」となっている以上その分責任も重くなります。
おそらく、日本もいずれその流れになっていくんじゃないかと思うのですが、どうでしょうね。
個人的にはスイッチOTCをもっと増やして医療費削減に進んでいき、
登録販売者さんでは対応できないシーンも増える思うので、
やっぱりドラッグストアにも薬剤師を常駐させた方がいいのではないかと思います。
あまりセルフメディケーションが進ん でいないのは、結局持病がある方が薬を買えないという背景があり、薬剤師であればある程度の判断ができるため、医療費削減につながるのではないかと思っています。
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