環境を支配する指向性の選択
「屋外でのインタビュー、風の音ばかりで声が埋もれてしまいました」という嘆きを動画の学校の受講生から聞いた。
現場を見れば、反射の多い壁際でショットガンマイクを漫然と向けている。
私は彼に、ラベリアマイク(ピンマイク)を手渡した。
「物理的近接こそが、S/N比(信号対雑音比)を改善する最強の武器だ」と諭して。
ショットガンマイクの干渉管は、特定の方向を狙うには適しているが、反射の多い閉鎖空間ではコムフィルタリングという罠を招く。
一方で、口元に数センチまで近づけるラベリアは、環境ノイズを相対的に10dB以上も引き離すことができる。
道具の特性を理解せずして、プロの仕事は成し得ない。
進歩とは、状況に応じた最適な「解」を選択できる判断力を養うことである。
動画の学校 https://note.com/videolife/n/n745561bdbae3
























































