表情豊かな繁殖引退犬です
里親で犬を迎えてから、健康面でいちばん気になったのが「ケン・パテラ(膝蓋骨脱臼)」でした。小型犬に多いと言われますが、繁殖引退犬や保護犬でも“今まで我慢していた不調”が、環境が変わって動きが増えたタイミングで見えやすくなる気がします。 私が最初に違和感を持ったのは、散歩中に一瞬だけ後ろ足を上げてスキップみたいに歩く仕草。数歩で戻るので「癖かな?」と思ったのですが、病院ではケン・パテラのサインとしてよくあると教わりました。ほかにも、段差を嫌がる・ソファに飛び乗った後に変な歩き方になる・膝を触ると嫌がる、などが目安になるそうです。 診断は触診とレントゲンが基本で、重症度はグレード(1〜4など)で説明されることが多いです。軽い場合は体重管理や筋力を落とさない散歩、サプリや痛み止めで様子見。日常生活に支障が出るほど外れやすい場合は、骨の溝を深くしたり靭帯の位置を調整する手術を提案されることもあります。費用は病院や術式で幅がありますが、検査代に加えて手術はまとまった金額になるので、見積もりを早めにもらって比較するのがおすすめです。 家でできる対策は、まず“滑らない床”づくりが効果的でした。フローリングにマットやカーペットを敷く、廊下に滑り止めシートを置く、爪を短く整える。ソファやベッドの上り下りにはステップを置いて、ジャンプを減らすだけでも膝への負担が変わります。散歩は急なダッシュや階段を避けて、短めでも毎日コツコツ。筋肉が落ちると膝が不安定になりやすいと言われたので、無理のない範囲で継続しています。 猫も一緒にいる家庭だと、追いかけっこで急旋回しがちなので、最初は動線を分けたり、落ち着けるスペースを用意すると安心でした。迎えたばかりの頃は表情も硬かったのに、足元の不安を減らしてあげると、家の中での動きが増えて顔つきも柔らかくなった気がします。 もし「ケン・パテラかも?」と思ったら、動画を撮って受診時に見せると伝わりやすいです。里親で迎える場合は、譲渡前に既往歴や歩き方の癖を確認し、治療方針と費用感を把握しておくと、安心して一緒に暮らし始められます。








































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