努力すれば報われる社会は本当に平等なのか?
努力すれば報われる社会は本当に平等なのか?
「努力すれば夢は叶う。」
私はこの言葉を信じて生きてきました。
新聞配達をしながら浪人し、就職氷河期を経験し、海外へ渡り、会社を作り、自己破産も経験しました。
人一倍努力したつもりでも、思い通りにならないことは何度もありました。
その経験から思うのは、努力は大切だけれど、努力だけでは説明できない現実もあるということです。
就職した時代。
家庭環境。
経済状況。
教育を受ける機会。
自分では変えられない条件も、人生には少なくありません。
日本国憲法には「法の下の平等」が定めら れています。
これは「全員が同じ結果になる」という意味ではなく、誰もが公平に挑戦する機会を持てる社会を目指す考え方です。
一方で、最近は「自己責任」という言葉をよく耳にします。
もちろん、自分の行動に責任を持つことは大切です。
でも、時代や制度まで個人の責任にしてしまう社会は、本当に平等と言えるのでしょうか。
私は52歳になって初めて、憲法や権利について学び始めました。
学校では深く教わらなかったことが、大人になった今だからこそ、自分の人生と重なって見えてきます。
努力することと、権利を知ることは対立しません。
努力を続けながら、自分や大切な人を守るための権利も知る。
その両方があってこそ、本当の意味で生きやすい社会になるのではないかと思っています。
失敗ばかりだった人生だからこそ、今はそう感じています。























































