骨董市で出会うたびに、心が静かにざわめきます。
欠けやヒビの入った器達。
多くの人は見過ごすその瞬間、私は“これから始まる物語”を感じます。
多くの方は「割れてしまった器はもう終わり」と思いがちです。
けれど、日本の伝統である金継ぎは、それを“新たに息づく瞬間”へと導いてくれる。
ひとつの器が生まれ変わるたびに、傷さえもその器の個性となり、
時を重ねることの尊さをそっと語り始めるのです。
輪島の伝統工芸士に学びながら、私は何度もこの再生の瞬間を見てきました。
修復を終えた器が、思いがけないほど美しく輝く。
そしてその作品を見た人から「これを購入したい」と声をいただくたび、
“直すこと”が新しい命を吹き込む行いなのだと感じます。
どうか、骨董市で出会った器の欠けを恐れないでください。
その小さな傷こそが、あなたの手で物語を継ぐチャンスです。
金継ぎ体験を通して、日本の伝統美と、
「直す」ことで味わえる“物を慈しむ喜び”に触れてみてください。Maison kintsugi GINZA #骨董市 #金継ぎ
断捨離の際、思い出の品やお気に入りの器が割れてしまうことはよくあります。そんな時に金継ぎを知っていると、大切なものを捨てることに迷いが減ります。私自身、大切にしていた器が割れた時、捨ててしまおうか悩みましたが、金継ぎを学び、修復に挑戦したことで、器に新たな命が吹き込まれた感覚を味わいました。 断捨離は必要ですが、すべてを手放すのではなく、価値あるものを丁寧に再生する選択肢もあると感じました。金継ぎはただの修復ではなく、物の歴史や思い出を次の世代に繋げる大切な文化です。そのため、断捨離の過程で割れた器に直面したら、金継ぎを試してみてはいかがでしょうか。物を慈しむ新しい視点が得られます。 また、金継ぎはシンプルな道具と 材料で始められ、初心者でも挑戦しやすいものです。割れた器を新しい「アート」へと変貌させる喜びは、物の価値を見直すきっかけにもなりました。金継ぎ体験を通して、断捨離の際に貴重なものを捨てずにすむ方法や、持ち物を大切にする心を持てるようになったことを多くの人に伝えたいです。




































