看護実習で学ぶ心音の聴診|5つの聴診部位と心雑音の記録
心音を聴診するとき、聞こえた音だけでなく、どの部位で、収縮期か拡張期かをどう記録するか迷うことがあります。
この記事では、5つの聴診部位、Ⅰ音・Ⅱ音・Ⅲ音・Ⅳ音の特徴、収縮期・拡張期の考え方を整理しています。心雑音を時相、最強点、強さ、性質、放散の5つで記録する視点も確認できます。実習前や記録作成時に見返せるよう、保存しておきましょう。
#看護記録
心音聴診は看護実習で非常に重要な技能の一つです。私も実習中、どの部位でどの音が聞こえるか、収縮期か拡張期かの判別に苦労しました。しかし、5つの聴診部位を理解し、Ⅰ音・Ⅱ音のタイミングを押さえることで聴診が格段にしやすくなりました。 実際には聴診器を胸壁に密着させ、静かな環境で患者さんが楽な姿勢をとっていることが大切です。例えば大動脈弁領域(第2肋間胸骨右縁)ではⅡ音が強く聞こえ、肺動脈弁領域では呼吸による音の変化にも注意します。 心雑音は心臓内の血流の乱れによって発生し、収縮期雑音と拡張期雑音に分類されます。雑音の記録には「時相(いつ聞こえるか)」「最強点(どこで最も強いか)」「強さ(レバイン分類)」「性質(高い・低い・粗いなど)」「放散(音が広がる方向)」の5つの視点が欠かせません。これらを踏まえて実習記録を作成すると、患者の状態を的確に伝えられます。 また、心室が硬く広がりにくい場合や心不全の兆候があるときには、Ⅲ音・Ⅳ音などの過剰心音や新たな拡張期雑音が現れやすいため、変化があれば速やかに報告しましょう。 私の経験上、最初は雑音の聞き分けが難しく ても、実習で繰り返し聴診を行い、テキストや図解と照らし合わせることで理解が深まりました。心音聴診は患者の循環器状態を看護で評価する重要な方法なので、日々の実習で積極的に練習することをおすすめします。




















